日本管打楽器コンクール2014サクソフォン部門・本選結果
表記の件、既に発表がありSNS等でたくさんシェアされたりしておりますが、行きがかり上こちらにも記しておきましょう。
第1位 中島諒
第2位 松下洋
第3位 齊藤健太
入選 住谷美帆、竹田歌穂
各審査員の採点も含む全部門の結果はこちら。
http://www.jmecps.or.jp/pdf/31fainal.pdf
中島君が遂に大きなタイトルを獲った。
中島君とは直接の面識はないけれど、演奏は彼が高校生だった頃から何度か聴いており、まさに天才としか言い様のない、他の誰にもない清新な感性に驚嘆し続けてきたところだったので、なんだか他人事でなく嬉しい。
かくして今年の「管打」も終わる。
先日もブログに書いたけれど、コンクールというものは、参加者のうちたったひとりの勝者以外の全員を敗者として位置づけてしまう、非情というか理不尽なものである。
だとすれば、勝者を生み出すことは結果であって、コンクールの目的ではない、と言える。
コンクールの目的とは、それぞれの参加者すべての内側に存在している。
そのことは忘れてはならない。
すべての参加者の皆さん、ピアニストの皆さん、審査員と運営の皆さん、お疲れさまでした。
« 管打楽器コンクール本選出場者 | トップページ | 日光 »
「サクソフォン」カテゴリの記事
- 【訃報】ユージン・ルソー(Eugene Rousseau, saxophonist)(2024.08.28)
- パリ音楽院サクソフォン科、新教授決定(2024.03.16)
- 【サクソフォーン・フェスティバル初日覚書】(2023.03.06)
- 雑誌「The Sax」112号(2023.03.01)
- 赤松二郎先生の訃報(2022.12.21)
コメント