連休中のコンサート
三連休の中日7月20日(日)は、ドルチェ楽器サロンにて友人のアマチュア・サクソフォニスト2名とやはり友人のピアニストによるリサイタル。
おつかれさまでした。
珍しくも打ち上げまでコンプリート、帰宅したら日付が替わっていた。
アマチュアの演奏家が入場料をとって一晩の本格的なリサイタルを開くというのは、最近少しずつ現れてきたとはいえやはり画期的かつ革新的なことで、考えることも様々あるので、詳しくは後日レポートさせていただきます。
本日21日はサントリーホールへ。
都響スペシャル(東京都交響楽団特別演奏会)(サントリーホール)
マーラー/交響曲第10番(デリック・クック補筆完成版)
指揮:エリアフ・インバル
(コンサートマスター:四方恭子)
この春、インバル師の都響のプリンシパル・コンダクター退任と共に完結したマーラー・ツィクルスの、補遺編にして「真の完結編」(インバル曰く)。
マーラーが書いた訳ではないスコアを通して、マーラー自身の意図と音楽的意思を抉り出そうとするインバル師の気魄に、圧倒された。
最初のうちは多少冷静な行き方を志向しているのかなという感もあったが、続けて演奏された最後の3つの楽章でどんどん追い上げていき、最後の楽章の激情たるや怖いほどだった。
オーケストラは今日も最高の仕事をした。「9番」の時を思い出すような特別な集中ぶり。
今日もライブ収録をしていたようだが、発売されたあかつきには疑いなく最良のクック全曲版CDということになるだろう。
演奏会場ロビーでは、過去のインバルのマーラー・ツィクルスを振り返る展示。
1991年の初共演の写真が懐かしい。私が都響の定期会員になった年だ。インバル55歳!
チェロのトップを山本ひろやすさん(現神奈川フィル首席、当時は都響首席だった)が弾いてるぞ。
では私も便乗して、前回のマーラー・チクルスの時のクック版10番のチラシをば。
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