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2014.06.24

マルセル・ミュール、1960年

本日6月24日はマルセル・ミュール(1901-2001)の誕生日だったので、そういえば私としたことがこのCDについてまだ書いていなかったことに気付いて記す。

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マルセル・ミュール・サクソフォン四重奏団1960(グリーンドア音楽出版/GD2057)

1960年のEratoへのステレオ録音の復刻。
LPレコードは9年ほど前に入手していた(ブログ記事が残っている)。
ご存じ木下直人さんによる、これ以上は考えられない機材と環境下での細心のデジタル・トランスファーと、これまたご存じkuri君の解説が付いて、CDとして甦った。

現在、およそ40代以上の関係者にとっての「サクソフォン四重奏」、というもの原点がここにある。
原点、というか、そのもの、というか。
原点がほぼそのまま完成型でもあるという、目のくらむような現実もまた、ここにある。
デファイエ・カルテットも、キャトルロゾーも、東京サクソフォンアンサンブルも、その他昭和の時代に私たちが親しんだサクソフォンカルテット、新しいところではアルモ辺りまで(トルヴェールやフルモー・カルテットは少し違ってくる)、それらすべてのカルテットのスタイルと立ち位置は、要するに「ここ」なのだ。
こういうものが、21世紀を10年以上も経過した今になって、突如として世の中に現れるというのは、なんと楽しいことだろう。

ボーナストラックとして、やはりミュール四重奏団出演のフランセの大変珍しいオペラ・ブッファ、「私たちのパリ!」を所収。
サクソフォン四重奏、ピアノに歌手たち、という編成の25分ほどの室内オペラ。
リブレットや対訳等は付いておらず、区切りもない(全25分1トラック)ので、これだけだと正直よく分からないが、こういうものが出てくるということ自体が同様に何らかの問題提起となることを期待したい。

ちなみに、LPレコードでは、オランダ・サクソフォン四重奏団(Netherlands Saxophone Quartet)によるもの(Nonesuch)が発売されていたことがあり、このLPに付いていた歌詞対訳(仏語/英語)をkuri君に提供したのは私です(笑)。

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