スプリングコンサート
角口圭都(Sax)スプリングコンサート(ノナカ・アンナホール)
ヴィヴァルディ/「春」より第1楽章
マラン・マレ/スペインのフォリア
シャイユー/アンダンテとアレグロ
ピアソラ/タンゴエチュードより
松岡美弥子/たそがれ
野平一郎/アラベスクIII
デュクリュック/ソナタ嬰ハ調
大嶋千暁(Pf)
すみません、前回の投稿からだいぶ間が空いちまいましたが、実際には1時間半しか空いてません(笑)
22日の2本めは、渋谷に移動してアクタスの6Fへ。
角口圭都さんのリサイタル。
誰もが知っているクラシック(バロック)から前衛まで、様々な相貌の作品がとりあげられたが、自分的にはヴィヴァルディ、マラン・マレ、野平が印象的だったな。
けーとさんのサクソフォンには独特のストイックな味わいがあることと、もしかしたらけーとさんご本人はそういうストイックさをメンドくさく思っているのかもしれないな、というようなところも透けて見えて、そんなことを考えながらこの小さなスペースで演奏を聴くのは、ちょっと「共犯」、という気分にさせられる。
小さなリサイタルながら、相当な覚悟と準備で臨まれたであろうことが感じとれるものだったけれど、大成功だったんじゃないでしょうか。
また、曲間のMC(喋り)が一切なしというのも最近新鮮だった。
特にサクソフォン奏者の、このくらいの小さなスペースでのコンサートは、曲間を話で繋ぎながらの進行が今ではなかば当り前のようになっているけれど、へんに喋りすぎると音楽を聴くことへの集中が妨げられる、と考えるのは私だけじゃないと思うんだが。
誰も彼もが須川さんや村治さんのように喋れる訳でもないんだしね。
« Kヤルヴィ読響 | トップページ | 卒業(さよなら、K高) »
「コンサート(2014年)」カテゴリの記事
- 第九・2014【12月26日】(2014.12.31)
- 大森義基&野原武伸(Sax)【12月24日】(2014.12.31)
- ツクバ・サクソフォン・カルテット【12月21日】(2014.12.31)
- クローバー、2014年【12月18日】(2014.12.31)
- 山下友教(Sax)【12月16日】(2014.12.30)
コメント