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2014.03.17

インバル都響マーラーツィクルス最終回、大いなる別れ

チラシ画像東京都交響楽団 第766回定期演奏会~インバル=都響 新・マーラー・ツィクルス〈9〉(サントリーホール)

マーラー/交響曲第9番
 指揮:エリアフ・インバル
 (コンサートマスター:山本友重)

われらが都響とインバル大明神の、任期満了公演。
マーラー・ツィクルスも遂に最終回がやってきた。

凄い演奏になるだろうとは当然予測していたけれど、それでも終わってみれば、それ以上だった。
コンマスは矢部さんが予告されていたところ急病とかで急遽友重さんに交代し、メンバーもトランペットT氏、トロンボーンO氏、ホルンS氏、オーボエH氏といった名手の皆さんが揃って降り番で、一瞬不安にはなったものの、蓋を開けてみたらそんなのぜんぜん関係ないどころか、マーラーツィクルスの今までの演奏のすべてをも凌駕するかのような音が聞こえてきた。
特に後ろの2つの楽章の、どんなに引き回しても絶対に崩れない確立したサウンド・ビルディングは、私にとってはロンドン交響楽団の音を聴いて腰抜かした時以来の驚異だった。

スケールの大きな(振りも大きな)インバルの指揮は、あの感動的な終結に向けて、別離の感情というよりはもっとおおらかで肯定的な、未知の新しい世界へ旅立ってゆくかのような風格を見せた。
今回のツィクルスとか、都響だけとは言わず、30年日本のオーケストラを聴いてきた中でも、疑いなく最高峰を究めた音が出ていたと思う。
感慨深い。
インバル先生有難う。

終演後はコンマス友重さんからインバルに巨大な花束が手渡されて、終了。
拍手はぜんぜん止まず、オケが解散してからもインバルさんを3回も呼び返してしまった。

チラシ画像

恒例、前回のインバル=マーラーサイクル(1994~96)より。
これも歴史と化しましたね。…

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