サクソフォーン・フェスティバル2014
15日(土曜)。
やっと巡ってきたかのような春の暖かさの中、日本サクソフォーン協会主催・第33回サクソフォーン・フェスティバルの第2日め(パルテノン多摩)。
久しぶりに出場させていただきました。
数えてみたら2009年の暮れ(第29回)以来。4年以上も経つのか。
あの大きなホールで「春の猟犬」を演奏できたことはそれはそれで嬉しかったけれど、以前毎年のように出場していた頃から感じていたフェスティバルの運営上の問題点は、正直言って今もあんまり解決されていない。
まあ、簡単な解決策があるくらいならとっくに解決されているはずのことなので、ここはもう長いスパンで考え続けるしかあるまい。
出番があるとただでさえ他の出し物が聴けない上に、今回出場メンバー全員分の入場チケットを自分が持っていたため、集合時間前からずっとロビーで待機していたので、今回ホールでの演奏はほとんど聴けていない。
雲井さんのアドルフ・サックス企画は聴きたかったなあ。
フェスティバルコンサート(八木澤教司さんの個展)は聴いた。
なんといっても印象的だったのは、ゲストの東北福祉大学吹奏楽団の素晴らしい演奏。
遠隔地での本番で、吹奏楽団としては最小限の人数と、コンチェルトの伴奏ばかり4曲という難しい演奏条件ながら、迷いのない的確なサウンドは日頃の練習のレベルの高さを充分に感じさせるものだった。
もっとたくさんの人に聴いてほしかったな。
ソリスト陣は、ヨーロッパの底力を示したジェローム・ララン氏をはじめ百花繚乱の見事さでさすがに聴き応えがあった。
ただ、ひとりの作曲家の作品を8曲連続というのはさすがにちょっと多すぎるんじゃないかという気はした。
ともあれ皆様(出演・演奏された皆様、実行委員・裏方はじめ関係の皆様、足を運んでいただいたお客様)、お疲れさまでした&ありがとうございました。
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