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2013.12.12

オーケストラがやって来た

チラシ画像テレビマンユニオン創立45周年記念コンサート
オーケストラがやって来た が 帰って来た!(すみだトリフォニーホール)

J.シュトラウスII/無窮動より(「オーケストラがやって来た」テーマ曲)
山本直純/交響譚詩(シンフォニック・バラード)
ポッパー(山本直純編)/ハンガリアン・ラプソディ
 Vc:宮田大
フォスター(山本直純編)/夢路より~金髪のジェニー
山本直純(阪田寛夫作詞)/児童合唱と管弦楽のための組曲「えんそく」
 成城学園初等学校合唱部
 司会:マリ・クリスティーヌ、重延浩
 新日本フィルハーモニー交響楽団
 指揮:井上道義

11日(水)。
2ヶ月くらい前に急に開催のお知らせが飛び込んできた、ちょっと趣向の変わった演奏会に行ってきた。
ちょうど30年前に終わったTBSTVのクラシック番組、新日フィルゆかりの「オーケストラがやって来た」の回顧コンサート。
小澤征爾さんの友情出演が予告されていたのだが、風邪をひいたとのことでキャンセルになった。
残念。本当に残念。

70~80年代というとちょうど、私自身が音楽的に「物心ついた」頃だけれど、当時、テレビのクラシック音楽系バラエティ番組というのが3つあった。
黛敏郎司会のテレビ朝日「題名のない音楽会」(現在も続いているが当時とは似て非なるもの)、NHKの「音楽の広場」(芥川也寸志&黒柳徹子)、そしてこれ、山本直純の「オーケストラがやって来た」である。
当時の私は「音楽の広場」派で、(土曜夜という見やすい時間だったこともあり)ほぼ毎週見ていたし、公開録画にも何度か行ったものだが、あとの2つは正直言ってあんまり見ていなかった。
日曜の朝と午後なんて、寝ているか出かけているかどっちかでしょ。

という訳で、それほどの思い入れもないまま(テーマ曲のヨハン・シュトラウスの「常動曲」は覚えがあったけれど)、小澤さんが久々に新日本フィルを指揮する姿を見に行ったようなものだったが、それも叶わず。
コンサート自体はそれでも、山本直純という人の全身発信力の塊のような特異な才能をうまく呈示していて、急遽全プログラムを振った井上道義さんの熱演もあって、それはそれで楽しめた。
ステージの後ろに大きなスクリーンを張って、開演前や開演中にも当時の映像やCM(「電電公社」の一社協賛だった)を流していて、これも面白い。
40年前の小澤さんの超しなやかな若々しい指揮姿には、客席から「おーっ、」という感嘆の声も(長髪だった頃の道義さんの映像とかも流せばもっと面白かったのにw)。
ちょっとだけ映る、当時の新日の楽員さんの昔なつかしい映像も楽しい。イングリッシュホルンを吹く若き日の常光さんとか、現役バリバリの峰岸センセとか。

プログラム最後は、新日フィルと、ステージいっぱいの成城学園初等学校の子供たちの元気な歌声で終演(阪田寛夫作詞・山本直純作曲、5楽章から成る大作「えんそく」)。
小学生の上手な合唱って、聴いていてなんであんなにせつないのかな。
あんなふうに元気いっぱいに歌える子供の時代って、誰もが過ごした時間だけれど、長い人生の中ではほんの数年しかなくて、しかも終わったらもう二度と帰ってこない時間だからかもしれない。…

写真はロビーに掲示された、小澤征爾さん直筆のメッセージ。
今回小澤さんは、成城学園(小澤さんの母校)の子供たちを直接指導されたそうだが、自宅が近いので自転車で練習に行ってたらしい。道義さんがバラしていた。
「自転車で来てるんですよ!そんなことするからカゼ引くんです!」って(笑)。
まあ、ただの風邪で良かった。後期高齢者の風邪は侮れないので、ゆっくり養生してください。
それにしても、世界のオザワがチャリに乗って小学校に練習に通う姿って、なんか凄いな。
すべてを超越した境地というか。
そういうフランクさが小澤さんの魅力なんだろうな。

photo

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