2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
フォト
無料ブログはココログ

« トルヴェールのサロン | トップページ | 東京ファインアーツSax.QのCD »

2013.10.18

シルバーマウンテン初見参

チラシ画像ブルーオーロラ VS アテナ Wサクソフォンカルテット(洗足学園音大・シルバーマウンテン)

J.S.バッハ/平均律クラヴィア曲集より 第1番前奏曲
同 /ブランデンブルグ協奏曲第3番
C.Ph.E.バッハ/シンフォニア
レスピーギ/リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲より イタリアーナ、シチリアーナ
リスト/「伝説」より 波を渡るパオラの聖フランチェスコ
バルトーク/ディヴェルティメントより 第3楽章
 ブルーオーロラ・サクソフォンカルテット(平野公崇S.Sax、田中拓也A.Sax、西本淳T.Sax、大石将紀B.Sax)
 サクソフォンカルテット・アテナ(塩安真衣子S.Sax、江川良子A.Sax、冨岡祐子T.Sax、平賀美樹B.Sax)

これも先週。
自分の演奏会本番の前日(10月12日)のこと。
ほぼ1日、Tシャツ1枚で過ごした、10月とは思えない暑い日だった。

本番前日はコンサートを聴くという自分自身の掟(?)に従って、折よく行くことのできたこのコンサート。
洗足学園音大のシルバーマウンテンという、新しいホール棟のオープン記念企画の一環である。

photo

シルバーマウンテンとはこんな建物。
リハーサル室と小ホールを兼ねた四角いスペースが縦に3つ(2階から地下1階まで)積み重ねられており、1日に同時に3公演を10月から12月までのほぼ毎日、計300回!のコンサートを開催するという企画なんだそうだ。詳細はこちら
こうやって物量作戦で数を打って一気に知名度を獲得してしまおうというのは、いかにもこの大学らしいやり方だが(笑)、これまで音楽大学という機関はどこも、外部の人も気軽に聴きに来られるようなコンサートを学内で積極的に展開するという姿勢はあまり見られなかったので、これ自体はたいへん歓迎すべき方向性である。
音楽芸術の真の振興のためには、良い音楽家を育てるだけでは片手落ちで、むしろ「良い聴き手」を育てることがもっと重要だからだ(アルフレッド・リード先生もそう言っていた)。

というわけで、ブルーオーロラとアテナ、当代を代表する新興カルテット男子部と女子部(笑)の競奏である。
各チーム単独の演奏もあるのかと思ったら、なんとすべて八重奏のみ。
平均律の1番は、あたかもピアノを弾く8本の指をそれぞれ1本ずつのサクソフォンに綺麗に振り分けたかのような、精妙きわまりない編曲に感心した。
ブランデンブルグの3番は、私も一度大きな編成のサクソフォンアンサンブルでやってみたいと思っていたところだったけれど、聴いてみると実際たいへんよく似合うことだ。
一番の聞き物はやはりリストだろう。いったいこんな曲をどうやってサックスに編曲するのだろうと思っていたのだが、まさに「力業」のアレンジであり演奏だった。唖然。
聴いていて船酔いしそうな、まさしく海と波濤の雰囲気が見事だった。

14時に開演して、休憩を挟んでも15時15分には全部終演するという、短い演奏会だったけれど、短さを感じない充実した印象が残った。

終演後は撮影会となり、私もこっそり便乗。
お疲れさまでした。

photo


このあとは、帰宅途上の武蔵小杉のスタジオに寄って最後の個人練習をして翌日に備えた本番前日、であった。
たった1週間足らず前だけれど、果てしなく昔のことのようだ。

« トルヴェールのサロン | トップページ | 東京ファインアーツSax.QのCD »

コンサート(2013年)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« トルヴェールのサロン | トップページ | 東京ファインアーツSax.QのCD »