ブロムシュテットN響
NHK交響楽団 第1762回定期演奏会[Cプログラム](NHKホール)
ブラームス/
ヴァイオリン協奏曲
Vn:フランク=ペーター・ツィンマーマン
交響曲第4番
指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
(コンサートマスター:堀正文)
27日(金)。
9月のN響は名誉指揮者ブロムシュテット来演。これは行かねばなるまいでしょう。
あの広大なNHKホールが、上から下まで超満員というのはなかなかない光景だった。
ブロムシュテットでブラームスとは、N響というオケのよさが一番発揮される組み合わせだと思うが、それにしても見事だった。ブロムシュテット凄い!
速めのテンポであまりもたれず、所々のアクセントはかなり強調する、「タカ派正攻法」の演奏だったが、とにかくあの集中力と推進力の持続、身体の柔らかさ。振り終えた後のガッツポーズ。とてもとても今年86歳の爺さんには見えない。
ブラームスの4番は大好きな曲だが、演奏される機会は多い割には隅々まで満足できるものには意外とお目にかかれないのだけれど、今年は先日のチョン・ミョンフンに続いて聴き応えある演奏が続いていて嬉しい。
前プロはFPZによるヴァイオリン協奏曲。(オーボエは青山さん。)
勿論良かったが、アンコール(バッハのパルティータ3番のプレリュード)はもっと良かった。
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