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2013.09.03

古稀を祝う夏の終わり

チラシ画像サントリー芸術財団 サマーフェスティバル2013~ザ・プロデューサー・シリーズ 池辺晋一郎がひらく~ジャズ、エレキ、そして古稀(サントリーホール)

ロルフ・リーバーマン/ジャズバンドと管弦楽のための協奏曲
 角田健一ビッグバンド
野平一郎/エレクトリック・ギターと管弦楽のための協奏曲「炎の弦」
 El.Gt:鈴木大介
古稀を祝う・7つの管弦楽作品(サントリー芸術財団委嘱作品・初演)
 小出稚子/元気・長生き・古稀音頭
 西村朗/池辺晋一郎の名によるヘテロフォニー
 猿谷紀郎/悲しみの森の中へ
 権代敦彦/秋(とき)
 野平一郎/水のほとりにて
 新実徳英/祭典Si-宇宙、樹、風
 池辺晋一郎/原風景へ~オーケストラのために
東京都交響楽団
指揮:杉山洋一

毎夏恒例、サントリーホールの現代音楽祭り。
今年は8月1ヶ月間、サントリーホールが改修で全館休館だったため、9月にずれ込んだ。
プロデューサー池辺晋一郎先生の古稀のお祝い。
池辺センセご自身は、「70だからって遠慮などせず、『古稀おろし』てほしい」などと書いてたがw

ビッグバンドはあるわ、エレキギターのコンチェルトはあるわ、本人含む7人の作曲家の祝賀曲の初演はあるわ、盛り沢山。
リーバーマンは曲の存在は昔から知っていたが実際聴いたのは初めて。サントリーホールの舞台下手側3分の1ほどを、サックス5人を含むビッグバンドが占拠する姿は興味深い(メンバー個々の名前はプログラムに記載なし)。
ただ、曲もそうなんだけど、今の時代になってこういうのを見ても「だからどうした?」という気分になるというのもまた、事実。
1954年に初演された時には、見てくれだけでセンセーションだったんだろうなあ。
野平さんのFire Stringsって、スティーヴ・ヴァイが初演したんだよね。2002年7月の初演(佐渡裕指揮都響)は私も聴いているけど、サントリーホールにロック兄ちゃん達が大挙して来場していて異様な雰囲気だったのを覚えている。
鈴木大介さんはエレキ(エレアコではなく)に初挑戦とのことだったが、うーん、失礼ながら、餅は餅屋というか、スティーヴ・ヴァイってやっぱりとてつもなく巧かったんだなあということがよくわかった。

最後は委嘱連作の初演。
池辺さんだけでなく、「春の祭典」初演100年をも祝う、それぞれの作曲家が贅を尽くした1曲MAX3分のミニチュア。
演奏前に、舞台転換の時間かせぎに池辺さんと西村朗さんが舞台に出てきて、ひとしきり漫才(笑)
…それにしても思うのだが、せっかくのお祝いの機会なのに皆さん、どうしてもうちっと明るい音楽って書けないのかしらねえ(笑)
この中で一番若い小出さん(1982年生まれ)の作品のみ、思いきりはじけた「冗談音楽」になっており、臆面もなくこういうのが書けるのはまた若い人ならではとは思ったが。

オーケストラの編成は基本的にすべて同じだが、打楽器のみ微妙に異なり、曲間ごとに忙しくセット替え。
というか、これに限らず今日はとにかく前代未聞なくらいにセット替えの大変な演奏会で、きっとステマネの方は、「こんなとんでもない演奏会企画しやがって!」と怒っておられたに違いない(笑)
お疲れさまでした。

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