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2013.07.25

クローバー、2013年

チラシ画像クローバー・サクソフォン・クヮルテット サロンコンサート(アーティストサロンDolce)

P.ヴェロンヌ/半音階的ワルツ、いるか、アンダルシアの騎士
G.フォーレ(中村均一編)/「ドリー」より
J.M.ダマーズ/サクソフォン四重奏曲
林田祐和/組曲「夏の火」
 台風の目~せんこう蛍~空と海と飛行機雲~尺玉級
A.ピアソラ(J.ヴァン=デル=リンデン編)/ Fuga y Mysterio、アディオス・ノニーノ、ミケランジェロ
G.ピエルネ/民謡風ロンドの主題による序奏と変奏
 林田祐和(S.Sax)、田村真寛(A.Sax)、貝沼拓実(T.Sax)、坂口大介(B.Sax)

土曜日(20日)。
過ぎ去ったコンサートをふり返っている間もないまま、新しいコンサートを聴くのだった。

毎週恒例の青梅行きの後、新宿に舞い戻る。
梅雨明け後1週間の酷暑は去って、ひとむかし前の夏のような、むしろ心地よい昼間。
時間がかなり余裕があったので、思い立って一駅前の大久保で降りて、以前民音の音楽資料館があった北新宿柏木町界隈を歩いてみた。
学生の頃はそれこそ毎週のように歩いた道だったが、もう30年近く訪れていなかったのを、先日ふとしたきっかけで思い出したところだったのだ。
気づいたらほぼ無意識に、昔の民音会館までの入り組んだ路地を最短ルートで歩いていて、我ながらびっくり(道は全く覚えていない筈なんだけど、なぜか脚が勝手にそっちに向かうんだよね)。
再開発され尽くした広々とした風景と、30年前の面影の残る風景とが順不同に現れて、なんか知らん、エキサイトした。
昔は無かった住友不動産の巨大ビルの下のサンマルクでコーヒー休憩をとり、青梅街道へ出て西新宿のドルチェ楽器へ。
楽しい時間潰しだった。
うん、寄り道は大事だ。
一見無駄な時間を使って寄り道をしないと見えない、感じとれない景色というものは必ずある。

余裕で会場に到着。
ほぼ1年に一度は聴くクローバーSaxQだけど、今回もまたたいへんに興味深く聴いた。
今日のように、一緒にリハーサルをしているに近いくらいの身近な距離で聴いてはじめて判ることというのもまた、たくさんある。
このグループの、硬い素材を硬いまま、古いものから最新のものまで、この上なく柔軟に取り回す方向性とでもいうものを今日は実感した。
日本の数多いサクソフォンカルテットの中でも、かなりにユニークなありように思える。
林田さんの自作がまたたいへん面白かった。
林田さんの作品の発想を辿るのは実は結構大変で、私などは、林田さんが「そうそう簡単に分かられてたまるもんか」とでも仰っているようにも聞こえるんだけど(笑)、「夏」のインスピレーションを集めた今回の作品は絶好のショウケースだった。
この感性があってこその林田さんの演奏だし、クローバーSaxQの音楽なんだな。

最後は今年生誕150年のピエルネで、華やかに終結。

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