都響次期音楽監督決定
5月の最後の日、一斉に報道された。
楽しみである!
人事的には、ある意味、予想通り。
ここ最近都響に来る指揮者の中で、インバル師の後任にふさわしいようなビッグネームといったら、大野さんくらいしか思いつかなかったから。
他の誰がなるとしても、大野さんを例えば特別客演指揮者(その昔のインバル師が就いていたポストである)などの要職に据えるオプションは必定だろうとは思っていたけれど、フタを開けてみたら一気に、ベルティーニ以来の「音楽監督」に就任、というのは、ちょっと嬉しい驚きではあった。
都響というオケの方向性も少し変わっていくかもしれないな。
勿論、より面白い方向に。
なんにせよ、私が都響を定期的に聴き始めた90年代の初めの頃、毎シーズン登場して意欲的なプログラムで暴れまくっていた若き日の大野さんの姿に思いを馳せるに、今まさに「来るべき時に、来るべき人」を迎える、という感慨と興奮を禁じ得ない。
…あとは、どっかの大阪市長みたいな訳の分からない政治家(というか政治屋)が出てきて全部をむちゃくちゃにするような事態になりませんよう(笑。笑い事じゃないが)
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2006年の火の鳥で決まったようです。
就任会見で矢部コンマスがマエストロを「財産を増やして実家に帰ってきた放蕩息子」と称されていたとか。
投稿: PIYO | 2013.06.14 16:56
都響サイトに記者会見の記事が出ました。
http://www.tmso.or.jp/j/topics/detail.php?id=484
25年越し、ということでしょうか。
矢部さんが言っているバルトークの「オケコン」の定期、私は会員になる前でしたが偶然聴いています。感慨深いですね。
投稿: Thunder | 2013.06.17 03:19