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2013.06.27

むかしのフランスの音

久々にブログを書いてみる。
この間に行ったコンサートについては、近日中にまとめてupします。

最近買ったCDより。
ドビュッシー「海」の新しいCDを買った。
フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮、レ・シエクルというフランスの室内オーケストラの演奏で、ドビュッシー20歳の頃の若書き、「管弦楽組曲第1番」の世界初録音とのカップリング。

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「レ・シエクル」は東京のラ・フォル・ジュルネ音楽祭にも何度か登場していて、私も国際フォーラムで聴いたことがある。
19世紀末~20世紀初頭の、ちょうどこれらの曲が初演された頃の楽器を使う、いわゆるピリオド楽器オケだが、聴いた感じはいま現在CDで流通している1960~70年代のフランスのオーケストラの録音で聴ける音とよく似ていて、違和感はない。
逆に言うと、フランスのオーケストラというのは前世紀末からその時代(1970年代初頭)まで、あまり変わっていなかったということになるのかなと。
オーケストラ版世界初録音の「管弦楽組曲第1番」(1882~1884)は、4つの楽章からなる演奏時間25分の、かなりの大作。
とはいえ、ドビュッシーとしてはやはり「習作」で、ドビュッシーというよりは、マスネの管弦楽組曲のような雰囲気だ。
フィリップ・マヌリが補作したという第3楽章のみ、「ペレアスとメリザンド」みたいな響きがする。

Lessiecles

ブックレットには全メンバー表と使用楽器が載っていて、なかなか面白い。
管楽器の一部を撮ってみた。

もうひとつは、アンドレ・シャルランの見慣れないCDを見つけて、思わず衝動買いした1枚。

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ポール・ボノー指揮シャンゼリゼ劇場管弦楽団による、シャブリエ作品集。
狂詩曲「スペイン」、気まぐれなブーレ、楽しい行進曲、田園組曲。
シャンゼリゼ劇場管弦楽団というのは、今あるヘレヴェッヘ率いるシャンゼリゼ管弦楽団とは全く別物で、フランス国立放送管弦楽団の変名であるという話を聞いたことがある。

(Sax吹きならご存じ)「ワルツ形式によるカプリス」の作曲者による指揮は、極めて明晰かつ鮮やかで、見事である!
シャブリエの音楽は大好きで、色々なCDを聴いてきたけれど(アンセルメ、プラッソン、パレー、ジャン=バティスト・マリ、ジョルダン、ガーディナー等)、これがベストではないかと思ってしまったくらい。
シャルランらしい実に自然で聴きやすい音だが、テープの経年劣化で所々ノイズが出る。

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