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2013.05.29

「春の祭典」百年

本日5月29日は、ストラヴィンスキー「春の祭典」のパリでの歴史的な初演からちょうど100年の記念日だった。
久々にいくつかCDを聴き比べたところ。

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先日惜しくも亡くなった英国の名匠、コリン・デイヴィス指揮するコンセルトヘボウ管による、1976年の録音(Philips)。
世にあまたある「春祭」の録音の中でも、最もすぐれたものの一つと確言する。
これほどの名盤であるのに、版元PHILIPSレーベルの吸収・消滅により、現在はお蔵入りしてしまっている。
勿体ない。デイヴィスの追悼企画か何かで再発されないかしら。

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1913年にこれの初演の指揮棒をとった本人、ピエール・モントゥー(1875-1964)がパリ音楽院管弦楽団を振った1956年の録音(Decca)。
今の耳で聴くと確かに、色々な意味で物足りないし、あちこち突っ込みどころだらけの仕上がりではあるけれど、独自の見識と気品を感じる演奏で、一度は聴いておいてもいいかもしれない。

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ピエール・ブーレーズ指揮フランス国立放送管弦楽団による1963年の録音(Ades)。
「春祭」初演50周年の記念録音であり(…これから更に半世紀が経った訳だ)、のちにクリーヴランド管を指揮して名盤を世に出しているブーレーズの、あまり知られていない最初の録音である。
後年の録音に通じる、明晰でたいへん情報量の多い演奏で、フランス国立放送管というオケならではの個性もあって、「これぞブーレーズの『春祭』」、と評価する人も多い。
そもそも、モントゥーの録音のほんの数年後に、これほどの水準での演奏が可能だったということ自体が驚異かもしれない。

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