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2013.05.19

秋山東響オペラシティ…ベロフのラヴェル「ピアノ協奏曲」のこと

チラシ画像東京交響楽団 東京オペラシティシリーズ#73

ドビュッシー(H.ビュッセル編)/小組曲
ラヴェル/ピアノ協奏曲
同 /左手のためのピアノ協奏曲
 (Pf:ミシェル・ベロフ)
同 /ラ・ヴァルス
 指揮:秋山和慶
 (コンサートマスター:大谷康子)

久々の東響。
今日は本当だったら他に行くべきところは色々あったんだけど、ベロフのラヴェルをどうしても聴きたくて半ば無理やり行ってきた。

ラヴェルのピアノ協奏曲を初めて聴いたのは1979年、高校3年の秋だった。
FMで流れたN響の定期公演ライブをたまたま録音して、ラジカセで聴きながら受験勉強をしていたその頃だった。演奏者はメモしていなかった(その頃は誰の演奏かなんてあんまり気にしてなかった)。
文化祭をはじめ高校での行事がどんどん終わり、周りがどんどん静かになっていく中、他にすることもないので仕方なく勉強をしていた当時の虚ろな気分に、第2楽章アダージョ・アッサイの美しさがことのほか心に沁みた。

ずっと後になって、あのときの演奏者は誰だったのかとふと気になって、調べてみた。
1979年の秋にN響に登場してラヴェルの協奏曲を弾いたピアニストは、若き日のミシェル・ベロフだった!

34年の昔に、この曲の美しさを一番最初に私に教えてくれたまさにその人の演奏で、ふたたびこの曲を聴くことができた。
感慨深いなどという言葉だけで済む話ではなかった。
ベロフは1950年生まれとのことなので、当時は29歳、今年は63歳ということになる。
颯爽とした鮮やかな演奏、クリスタルな音色は当時と何も変わらず、そんなに時間が経ったとはとても思えなかった。

名匠秋山さんの堂に入った棒捌きも間然するところがなく、他の曲も含め文句のあろうはずがない。
行って良かった。

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