GWふりかえり…オディロン・ルドン展
当ブログではいま、現在(当日)編と回想編が交互に進行しております。
そのうち黎明編とか未来編とかが出てきたりして。ヤマト編とか。
5月2日。
連休の谷間、会社を半日休んだついでに、損保ジャパン東郷青児美術館で「オディロン・ルドン-夢の起源」という展覧会を観た。
西新宿の超高層ビルの42階。喧騒の地上とは別世界のような静かで落ち着いた空間だった。
(チラシにもなっている)笑う蜘蛛とか、人の顔の花といった題材のおかげで、幻想絵画の画家と思っている人も多いかもしれないけれど、このルドンという人の絵の独特のやわらかい色彩感は疑いなくフランスの象徴派や印象派の流れをくむもので、私が好きにならない訳がない。
元々、私が好んで聴くフランス音楽系のCDのジャケット絵に使われる例も多くて、最初はそれで知ったんだけど。
すぐに見つかったCDだけでも、こんなのが手元に。
上は「オルフェウス」、下は「アポロンの馬車」。
下は実物が来ていた。
ここの美術館って、ゴッホの「ひまわり」は有名だけれど、迂闊にも来てみて初めて知ったのだがゴーギャンの「アリスカンの並木道」も収蔵品で、常設展示されているのだ!
Sax吹きの方なら皆ご存じ、「プロヴァンスの風景」第4曲の舞台のアリスカンである。
以前「プロヴァンスの風景」を自分で演奏した折に、こんな記事を書いたこともあった。
こんなに身近なところで本物が見られるとは思っていなかった。
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