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2013.05.10

GWふりかえり…「水晶の籠」CDと発売記念ライブ

チラシ画像ずーっと日付を溯って、4月29日の覚書き。

音楽漬けのGW前半三連休の最後は、サクソフォンカルテット宛名、じゃなかったアテナの、CD発売記念ライブを聴いた。
会場の渋谷アクタス最上階アンナホールは、最終的には立ち見も出る満席。

曲目は今般発売の新しいCD「水晶の籠」(マイスターミュージック)の収録曲からの抜粋で、休憩無しで1時間少々の短めライブだった。

アクタスの高尾さんの司会&インタビューによって進行したのだが、これがなかなか興味深く、スカルラッティのいわゆる「3つの小品」が原調で演奏・収録されている所以とか(単に思いつきで原調に戻した訳ではないらしい)、「アテナ」結成の頃の、「のだめ」を地で行くかのようなパリの日本人留学生たちのヴィヴィッドな生活模様など、たいへん面白かった。
良い企画だな。音を聴くだけだったら、家に帰ってCD聴けばいいだけの話ですからね。
チケット代は1枚3000円のそのCDが一緒に付いて3500円(CD無しだと2000円)という、CD付きにしないと明らかに損をする値段設定で、私も当然のようにCD付きにして、終演後のサイン会の列に並ぶ。

photo

とてもいいCDだと思う。
こういう良さを発揮している日本のSaxカルテットのCDって、今まであったかなあ?思い出せない。
音は基本的に細身で軽いんだけど、単なる流線型の音ではなく、奥行きと色彩がある。色彩といっても塗ったような色ではなく、ステンドグラスのように、空気の中に透明な色が浮かんでいてその向こうに明るい空があるような、そんな奥行き。
ゴトコフスキーの終楽章のような壮絶な場面でもそう。1年前のリサイタルでは、勿論それはそれで素晴らしかったのだけど、もっと力の入った音楽をされていた印象があったので、率直に驚いた。
スカルラッティのたゆとう演奏には、ホロヴィッツのピアノを思い浮かべた。(スカルラッティのK474には、ホロヴィッツの有名な録音がある)
もしかしたらこれは、原調で演奏したからこそ到達できた境地かもしれない、とも思った。

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