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2013.04.22

瓦葺きの小さな教会にて…シンフォニエッタ静岡

チラシ画像シンフォニエッタ静岡 Sinfonietta Shizuoka, JAPAN 第30回定期演奏会(カトリック藤枝教会)

プーランク/ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタ
ギョーム・コネッソン/ Agora~金管五重奏のための(日本初演)
F.クープラン/教区のためのミサ曲より「奉献唱」(オルガン独奏)
J.S.バッハ/愛しまつるイエスよ、我らここに集いて BWV731(同)
フォーレ/レクィエム(1893年第2稿に基づく独自版)
 シンフォニエッタ静岡合唱団
 Org:新山恵理
 MS:原田和加子、Bar:須山智文
 指揮:中原朋哉

今年度最初のシンフォニエッタ静岡は第30回の定期演奏会。
いつものグランシップを離れ、藤枝の小さな教会にてフォーレ「レクイエム」他のプログラム。
ワタシはいつものように、チケット代より高い電車賃を使って訪れる(笑)
静岡には昔からよく来るけれど、藤枝駅で降りたのは初めて。

立派なパイプオルガンのある礼拝堂は、200人超?のお客さんで満員御礼。
前半が金管合奏とオルガンというのは、教会での演奏というのを意識したのだろうか。
それでも、ガブリエリとかのいかにもな曲目でなく、プーランクの難曲にして傑作トリオと、コネッソン(コネソン)のスマートでカッコいい日本初演曲を持ってくるところはさすが。
後半のフォーレ。楽譜はネクトゥー&ドラージュ校訂の第2稿に基づく独自の縮小編成版で、オーケストラはこのスペースに入れるぎりぎりまで絞りこんだ13人編成の精鋭(Va3、Vc2、Cb1、Hn2、Tp2、Trb1、Hp、Timp)。
合唱はこの日のために新たに結成し2年前から練習を重ねてきたアマチュア合唱団で、半端でない難しさと苦労の跡は見えたものの、曲の美しさを伝えるに足る熱唱だった。
それにしてもこんな、人口10万規模の地方都市でのこのレベルの文化発信力は本当にすごいと思う。

開演前に、この演奏会の開催に尽力されたという当教会の前任神父ジュゼッペ師のスピーチ。
詩篇150番を引用し、楽器を鳴らし歌を歌うというのは、神さまに近づく最もよい機会であること、レクイエムとは「やすらぎ」という意味だが、これは何もせずぼーっとしているということではなく、この世を去った人も、いま現に生きて闘っている人も一緒に生き生きと輝くための祈りだ、という内容のことを、少したどたどしい日本語で熱弁。
なんだか感動した。


ところで、会場の藤枝教会は藤枝駅からは直線距離で2kmほど離れた旧街道沿いにあって、バスで行くことになるのだが、時間はあったし、朝から降っていた雨も止んだところで、歩いて行ってみた。

途中の道はいにしへの旧東海道で、こんな一里塚があったり。

photo

こんな感じの立派な川を渡ったり。

会場のカトリック藤枝教会。
瓦葺き屋根のカトリック教会というのはまた渋い。
十字架がなかったら教会には見えません。

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