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2013.04.27

Naxos、ヤマカズ、そしてサクソフォン

Naxosの「日本作曲家選輯」というCDシリーズの最新刊、山田一雄作品集を聴く。
ドミトリ・ヤブロンスキ指揮ロシア・フィル。2007年録音。

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昨年生誕百年だった山田一雄(1912-1991)といえば、私にとっては親しく実演に接することのできた最古の世代の指揮者のひとりだった。
若い時はこんな苛烈で情熱的なオーケストラ曲を書いていたんだ。

2007年モスクワでの録音。
ロシアのオケと指揮者による演奏は、共感の感じられるすばらしいもので、この「日本作曲家選輯」というシリーズは(経済的な理由その他により)目論見どおりに立ちゆかないところも多いみたいだけど、これが無事発売されたことは本当によかった。

最初に入っている交響詩「若者のうたへる歌」(1937)と、次の「交響的木曾」(1939)という曲にはアルトサクソフォンが使われていて、しかもほとんど出ずっぱりに近いほど見せ場が多いことに驚いた。
ロシアのサックス奏者もなかなか見事な演奏を繰り広げている。
この時代(1930年代~)に書かれた日本のオーケストラ作品には、近衛秀麿のオーケストラ編曲による雅楽「越天楽」(1931)に唐突にソプラノサックス1本が登場するあたりを嚆矢として、サクソフォンが含まれる例が意外と多いのだが、どうしてそうなったのか、というのは興味あるところだ。
1940年の有名な「皇紀2600年奉祝作品」(以前こんな記事を書いてます)にしても、日本側が最初に呈示したオーケストラ編成表にサクソフォンが含まれていて、それに従ったブリテンとイベールがサクソフォンを含む曲を書いた、という経緯もあった訳で。
誰か研究しませんか。

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