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2013.03.21

シティフィル室内アンサンブル

チラシ画像東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 フランス音楽の彩と翳 Vol.19「アンサンブルの楽しみ」(東京オペラシティ・リサイタルホール)

ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲(シェーンベルク監修・室内アンサンブル版)
ストラヴィンスキー/兵士の物語(組曲版)
ビゼー/アルルの女(劇音楽版より)*
 *語り:中井美穂
 Pf:菊地裕介
 構成・指揮:矢崎彦太郎

20日。
こんなに暖かい春分の日は初めてかも。
今日もオペラシティへ。
今日は、私の知ってる人たちはコンサートホールの方に行った人が多そうだけれど、私はリサイタルホールでした。

シティフィルが年に一度矢崎さんの指揮でプログラミングする、フランス音楽シリーズ。
今年は定期演奏会ではなく、リサイタルホールに場所を移して、室内オーケストラの特別演奏会。
シェーンベルクの自宅での演奏会のために縮小されたという編成の「牧神」(編曲者はシェーンベルクの弟子のベンノ・ザックスという人だったと記憶するが、プログラムには記載なし)、7人編成の旅回り一座の音楽劇「兵士の物語」(矢崎さん自身の語り付き)、そして、26人編成の劇伴オーケストラによる「アルルの女」原典版。
近代における、室内楽でもなく、大オーケストラでもない「室内オーケストラ」なるものの出現には、さまざまな時代思潮的理由と事情があるが、それらの背景と意味を興味深く解きあかすかのような演奏会だった。
300席弱、四角い平土間のこのリサイタルホールという空間にはとてもふさわしい。

各演奏者の鮮やかな個人技の応酬がスリリングな「兵士」をこの舞台との距離で見るのはたいへん面白いが(せっかくだから演奏者の個人名を出して欲しかった)、後半の「アルルの女」がやはり私には楽しかった。
「アルル」の「劇音楽版」というのはCDも幾つか出ているが、一般的な組曲版で聴き慣れた旋律が異様に断片的に出てくる印象があるけれど、こうしてナレーションで繋げてみると、各部分の性格や情景というのがよく分かる。
前奏曲のサクソフォンソロの旋律が、ヴィオラの独奏でしみじみと奏でられる部分の、なんと素朴で物悲しくて、また懐かしいこと。
「ファランドール」の単純さと拍子抜け感は、組曲版のあの熱狂と盛り上がりをつくり出した編曲者のエルネスト・ギローの腕前に率直に感心することになる。
サクソフォンは波多江さんだった。矢崎=シティフィルではお馴染み。
ナレーションは中井美穂アナ。この人も矢崎さんの劇音楽物ではお馴染みだ。
指揮台の脇の椅子に、見事なモデル座り。綺麗な脚だった(笑)

アンコールに(劇伴版には含まれない)「メヌエット」が演奏されるかと期待したが、何も無く(笑)終演。

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