テナー
連休最終日は、私たちのアンサンブルの臨時練習(練習?)。
団内で新しく結成したクインテットのメンバーが、偶然にも全員テナーを自分のメイン楽器としていた経験のある人ばかりだったので、示し合わせてそれぞれの楽器を持ち寄ってみた。
五重奏なのになぜか6本集結(しかしどうしてサックス吹きが集まると、どこでも必ず人数を上回る楽器が付いてくるんだろうか)。
本多俊之さんの「ハイ・ファイブ」(ソプラノサックス五重奏)を合わせ(ハイ・ファイブではなく「ミドル・ファイブ」ですね)、ホック(James Hook)の6つの三重奏曲(同種楽器のための易しいトリオ集)を、楽章ごとにパートをぐるぐる回しながら初見で全曲吹き倒す。
テナーサックスという楽器は、吹奏楽の分野だけで吹いているぶんには報われないところもある楽器だけれど、その真の魅力と価値を理解している人が自分たちのアンサンブルの中核にこれだけ居るということを、誇りに思う。
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