2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
フォト
無料ブログはココログ

« セゲルスタム読響、爆演マーラー5 | トップページ | SACDラヴェル全集 »

2013.01.23

インバル都響、マーラーツィクルス5、溜池

チラシ画像東京都交響楽団 第747回定期演奏会~インバル=都響 新・マーラー・ツィクルス〈5〉(サントリーホール)

マーラー/
リュッケルトの詩による5つの歌
 Ms:イリス・フェルミリオン
交響曲第5番
 指揮:エリアフ・インバル
 (コンサートマスター:矢部達哉)

都響2013年初定期。
インバル師の新マーラーツィクルス、早くも折り返し点に来た。

疑いなく今シリーズ最高の演奏だったと思う。
この曲はやっぱりインバルさんだなあ、と改めて感じた。
思い起こせば四半世紀前、私にとってのまともなマーラーの実演初体験もフランクフルト放送響来日公演の「5番」だったし、前回1994~96年の第1回マーラーサイクルの時も、「5番」がひとつの頂点だった。

今日は単にミスが無いとか、音楽の運びに隙が無いという以上に、有機的で多次元的なアンサンブルの繋がりに目を見はった。
ところどころアンサンブルが崩れそうになると、まるで超高性能サーボが働くかのようにぐーっと全体のタイミングが修正されて、一瞬後には何事もなかったかのように進んでいくという瞬間を何度も目の当たりにして、息を呑んだ。
今日で本番が(横浜、池袋と来て)3回めというのは大きいんだろうなあ。
本番は最高の練習ですから。

#かといって、金取って「練習」を聴かせるのか、みたいな外した怒り方はしないでくださいね。
音楽家いとっては、どのような本番であろうとそれは常に次の本番のための練習だし、また練習(リハーサル)といえどもお客さんがいないというだけで、気持ちの上では本番と何ら変わりないものだ。
「練習」と「本番」というものを固定的に捉えてしまうというのは、リスナーの方々の最も陥りがちな(勿論、演奏者もいたってしばしば陥る)勘違いだと思っている。

Tp高橋さんは相変わらずの超確実さとストレスの無さ。
終演してオケが解散した後も鳴り止まない拍手に応えて、インバル師が矢部さんと高橋さんを引き連れて二度もステージに現れた。
今日はそれより、ホルントップが有馬さんだったことが感慨深い。(見事なソロだった。)
この20年以上、都響のマーラー5番のソロホルンといえばほぼ笠松さんの独壇場だったから。
笠松さんが降り番のホルンセクションを眺めて、時代は変わったなあ、と実感した。

« セゲルスタム読響、爆演マーラー5 | トップページ | SACDラヴェル全集 »

コンサート(2013年)」カテゴリの記事

都響」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« セゲルスタム読響、爆演マーラー5 | トップページ | SACDラヴェル全集 »