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2012.12.18

野原Duo

Nohara Duo, 20121214野原武伸&野原みどり デュオリサイタル-Saxophone et piano(アーティストサロンDolce

P.ボノー/組曲
M.コンスタン/ミュジーク・ド・コンセール
P.クレストン/ソナタ
ドビュッシー/映像第1集(ピアノ独奏)
ショパン/幻想ポロネーズOp.61(ピアノ独奏)
J.イベール/コンチェルティーノ・ダ・カメラ

先週の覚書つづき(12月14日)。

野原さんが一晩のちゃんとしたリサイタルをするというのは、すごく貴重な機会だったような気がする。
実際、他の誰でもない、野原さんならではのサクソフォンの音が聴けた。
デファイエの頃の昔日のフレンチスクールの起伏の大きく高潔なスタイルと、現代フランスの鋭角的なスタイルのどちらでもない、敢えて言えばその双方を架橋するかのような。
サクソフォンのフレンチ・スクールというものが、もしかしたらこの延長線上に最も普遍性を持って展がったかもしれないような、そんな音。
最初のボノーからもう、それ自体が1個の彫像のような見事さで、陶然と聴き惚れた。
クレストンの3楽章のゆったりしたテンポ設定も新鮮だった。
この楽章のテンポ表示には一種の「伝説」があるのだけれど、クレストンの他の作品も想起するに、このドタドタした遅めのテンポの方が絶対、作曲者の発想に近いと私は思う。
最後がイベール、というのはなかなか曲者というか、吹くほうにとっては大変だけれど、でもこの曲はやはりこの位置にしか置かれようのない傑作だと改めて思った。

休憩後のピアノソロというのもまた大変な聴き物で、普通だったらとてもじゃないがこんな百席足らずの管楽器ショップのスタジオでなんか聴けないような、世界最高級のドビュッシーとショパンでしたよ。

野原さんが主宰するアンサンブル、リエゾン・サクソフォンアンサンブルの新しいCDが先行発売されていたので、早速購入して終演後はサインを戴く。
トランペットの大御所・北村源三氏をゲストに迎えた、ほぼ(私は行けなかったが)今年3月の演奏会のプログラムだ。
ちゃんと聴いたらレポートします。

CD - Liaison Saxophone Ensemble

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