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2012.12.31

今年のCDたち…佐野功枝さんの新譜など

久々の「新着音盤」カテゴリ。
年の終わりにあたって、最近入手してブログに書いていないものについて幾つか覚書。

CD画像

佐野功枝(Sax)/イルミネーション(Florestan FLCP21019)

中京圏で活躍するサクソフォン奏者、佐野功枝さんの新譜。
今回はフロレスタンからの発売。
新井靖志さんの「夕べの歌」、彦坂さんの「ヴェル・ドゥマン」の版元ですよ。
このレーベルから出たというだけで、中身についてはほぼ折り紙付き、という感じだ。

私の場合、サクソフォンのCDというのは、実はふだん(自分の楽しみのために)日常的に聴くということがほとんどないんです。
買ったCDについては、研究のために2回から数回はじっくり聴くものの、ほぼそれっきりになってしまうんだけれど、例外的に自分のiPodに常駐させてよく聴いているものというのが、
ファブリス・モレッティの「ラムール・ドゥ・サクソフォン」、
雲井雅人氏独奏のデイヴィッド・マスランカのサクソフォン協奏曲、
そして佐野さんの2009年に出たデビューアルバム「Fairy Tale」、の3つだったりする。

理由についてはうまく説明できないけれど、このお三方というのは私にとって、他の人にはない何か特別なものを持ってらっしゃるということなんだと思う。

アルバムの冒頭に置かれたジョン・ラターの「キャンドルライト・キャロル」。
この、「リンカンシャーの花束」の2曲めによく似た節回しの民謡調の「歌」が、アルバム全体のコンセプトを鮮やかに射抜いているように思う。
スタイルやジャンルとしてではなく、心のありようとしての「フォークロア」、と言うのかな。

今回のアルバムが今後、iPodに常駐するかどうかはまだ確言できないけれど、でも佐野さんがここで言いたいことややりたいことには、とても本質的な共感を感じるものだ。

CD画像

先日、カラヤン=ウィーンフィルの「くるみ割り人形」がいいという記事を書いたけれど、ある方より、最近(といっても3年前だが)出直したリマスター盤がとても良い音だという話を聞いた。
で、アマゾンですぐに見つかったので買って聴いてみたら、そのとおりだった!
特に「くるみ割り」以外の、録音年代の少し新しい(1965年)2曲(白鳥の湖、眠りの森の美女)の改善が著しい。

CD画像

今年のクラシックCD界の現象としては、各社の過去の名盤のSACDフォーマットでの再発売が進んだということがあると思う。
特に(私が10代の頃からお世話になった)EMI系音源は著しく、マルティノンやフランソワのドビュッシー・アルバムの素晴らしい成果については既にブログでご紹介したことがある。
先日買ったのは、やはりカラヤンの、こちらはベルリンフィルとの名盤、1974年録音のワーグナー序曲集2枚。
これはすごいです。音質改善なんて次元の話じゃない。
この音源は私は30年以上前にLPで最初に聴いて、CDで出てからも2度買い直しているんだけれど、今回はほとんど最新録音のような鮮やかさに化けてしまった。
在りし日のベルリンフィルの神々しいサウンドが、黄金色に輝いている。
CDフォーマットで聴いても改善は著しいので、SACDだから、という理由だけではないと思う。いやはや。

いつのまにか大晦日になってしまった。
来年も何事もなく充実した年でありますように。
すべての皆様が佳き年を迎えられますように。

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