【聴いた】ハーディングNJP、チャイ4春祭
新日本フィルハーモニー交響楽団 第501回定期演奏会(サントリーホール)
チャイコフスキー/交響曲第4番
ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」
指揮:ダニエル・ハーディング
(コンサートマスター:崔文洙)
本日は本年NJP最大に楽しみにしていた定期。
メインプロ2本立てみたいな曲目。
面白かった!
緩急の幅、強弱の幅が凄かった。
聴いていて、この先どういう持っていき方をするか予測のつかない演奏で、目が離せなかった。
楽譜の読みもたいへんに深くて、聴いていて「エッ?」と思ったが家に帰ってスコアを見て納得、という例が幾つもあり。
(春祭2部序奏の2本のトランペットの最弱奏とかは、いくらなんでもやり過ぎとは思ったが)
オーケストラは、崔さんと西江さんが1プルトに並ぶ万全の布陣で、特に「春祭」では特殊楽器の1本1本まで全く隙の無い最上のパフォーマンスを披露した。
(バストランペットをさりげなく外囿さんが吹いてたり)
冒頭の河村さんのファゴットなど、苦しげでありながら実によく歌う、この曲のこのソロのイメージにぴったりだった。
ピッコロの某W先生の炸裂っぷりは休憩時間の仲間うちの会話でも話題に(笑)
テュッティの音の半分くらいはピッコロかという勢いだったし。
クロークにコートを預けたら、番号札がこれだった。
いざ爆撃っ!
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