2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
フォト
無料ブログはココログ

« 英国水彩画展 | トップページ | 【聴いた】ハーディングNJP、チャイ4春祭 »

2012.11.27

彦坂さん講演&演奏@上野学園

Program_20121125上野の山文化ゾーンフェスティバル 講演会シリーズ/サックスのお話し~その誕生から、ジャンルを超えてゆく未来へ(上野学園・石橋メモリアルホール)

お話・サクソフォン:彦坂眞一郎(上野学園大学准教授)
【クラシック】
A.グラズノフ/コンチェルト
P.クレストン/ソナタ
 Pf:平石愛美
E.ボザ/アンダンテとスケルツォ
 S.Sax中谷弘志・A.Sax中村明日華・T.Sax荒井さつき・B.Sax崔師碩
【ジャズ】
チェイサー(星出尚志) T.Sax:長澤範和
マイ・ファニー・ヴァレンタイン(リチャード・ロジャース)
テイク・ファイヴ(ポール・デズモント)
スペイン(チック・コリア)
 Pf:阿部篤志

連休の最終日(25日)は、こんな催しを見に(聴きに)行ってきた。
上野の山文化ゾーンフェスティバルというのは、区(台東区)が音頭を取って開催している地域文化祭のようなもので、地域のお祭りとしてこんな立派なものが成立しちゃうというのはさすが上野地区。
入場無料。ホールのフレンズ会員になっている石橋メモリアルホールから案内を貰ってこの催しのことを知り、メールで申し込んで整理券を受け取ったのだ。

最初に石橋メモリアルホールの船山信子館長(上野学園大教授)の挨拶があり、開演。
彦坂さん登場。いつものくだけた感じで喋りながら進行。
「サクソフォンという楽器はサックスという名前の人が作ったので」云々という最も基本的な話から、かなり高度な小ネタまで、基本的に一般の方対象とはいえかなり幅広く揃った客層に合わせて、内容は様々いろいろ。
クレストンの演奏前には、私のこのブログを見てネタを仕入れたという話もされ、「書かれた方が今日いらしているようですが」と、客席にいることがしっかりバレてるし(笑)。(クレストンのソナタの3楽章は、作曲者の元の発想では実はずっと遅いテンポだった、という話。元ネタはこちら。書いてからもう6年も経つのか)

選ばれた曲目は、催しの性格を反映して最もオーソドックスかつ正攻法極まるもので、この世界で最も広く親しまれているという、作品そのものの持っている力を率直に感じさせるものになっていた。
グラズノフとクレストンを一度に続けて聴くなんて、通常のサクソフォンのリサイタルではあまりない機会だったけれど、まさしく「マスターピース」、と呼ぶにふさわしい充実に、改めて感銘を受けた。
上野学園大の学生さんによるカルテット(見事な演奏だった)のあとは、休憩を挟んで「ジャズ」の部。
ピアノは彦坂さんのアルバム「ヴェル・ドゥマン」で共演しているジャズピアニスト阿部篤志氏に替わり、2曲めからは楽器&マウスピースもJazz仕様にチェンジし、前半とはまるで異なる雰囲気と音色の、鮮やかで自在なアドリブの応酬。
それにしてもこの石橋メモリアルホールのような豊かなアコースティックの会場でジャズ・トーンを聴くというのは滅多にない経験で、たいへん新鮮な感興があった。
ピアノの阿部さんも相当感激されていた様子。

アンコール(前述「ヴェル・ドゥマン」収録の「トラヴェシア」)もあって、終演までみっちり2時間。
500席のホールでお客さんは半分強という感じで、なんだか勿体なかったなあ。
もっと沢山の人に聴いてほしかった、と真剣に思った。


夜は地元にてカルテットの練習。
年明けの小本番に向けて、チームとしては初顔合わせ(勿論、前々から知ってる方達だが)のメンバー。
今日の感触では、「室内楽」というか「音楽」をやるという以前の問題で正直、前途多難ではあるけれど、さあどこまでやれるものか。

« 英国水彩画展 | トップページ | 【聴いた】ハーディングNJP、チャイ4春祭 »

コンサート(2012年)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 英国水彩画展 | トップページ | 【聴いた】ハーディングNJP、チャイ4春祭 »