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2012.10.31

【聴いた】NHK音楽祭…マゼール、N響

image - NHK Music Festival 2012NHK音楽祭2012-NHK交響楽団演奏会(NHKホール)

ベートーヴェン/序曲「レオノーレ」第3番
グリーグ/ピアノ協奏曲(Pf:アリス・紗良・オット)
チャイコフスキー/交響曲第4番
 指揮:ロリン・マゼール

月曜日(29日)。
NHK音楽祭。この季節恒例、NHKのオーケストラ公開録画祭り。
毎年この機会を利用して海外オケを聴いてきたが、今年は初のN響。
指揮は巨匠ロリン・マゼールである!
30年以上前、クラシックを聴き始めたばかりの頃から親しんでいた名前だが、実演は初めて。期待が高まる。
客席は上から下までぎっしり。

いや~お見事でした。
音の濃さと奥行きが、いつものN響と全然違う。
楽員さんの心からの共感と横溢する深い「歌」が、NHKホールの広い空間を充たす。
それまでに蓄積された途方もないスケールの大きさが、終結に向かって集中して爆発するかのようにチャイコフスキーが終わると、場内はまるでサッカースタジアムみたいな大歓声と拍手に包まれた。
こういう演奏ができるんだったら、普段からもう少し気合い入れろよ、なんて言葉が思わず喉元まで出かかるけれど、でもそういうものなんだから仕方ない、と、呑み込む。
「そういう演奏」をさせちゃうのが、巨匠の巨匠たる所以なんだから、きっと。
「ただ棒を見ているだけで、自分ひとりでは絶対出せない音を、ほかならぬ自分の楽器が出してしまうという奇跡」、と、ある楽員さんがどこかに書いていたっけ。…

そして、いかにもマゼールらしい「芸」と「遊び」のほうは、アンコールの「ルスランとリュドミラ」で遺憾なく発揮されていたような。

ピアニストは音がでかくて鮮やかだったが、ちょっと一本調子で、オーケストラの雄弁さに喰われていた感じもした。
アンコールのリストでは人が変わったように自在に弾いていたから、もしかしてグリーグはあんまり得意じゃないのかな。

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