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2012.10.16

【聴いた】クローバー2012

静岡より帰還して、翌14日。
朝9時半から、20日の演奏会前最後の練習。夕方4時半までがっつり。
楽器は本番前最終調整のためそのままゼペットに預けた。
まる1日の練習の後に楽器を持たずに電車に乗っていると、まるでどこかに忘れてきたような気分で、時々びくっとする。
そのまま上野へ。

CloverSaxQ, 20121014クローバー・サクソフォン・クヮルテット リサイタル(東京文化会館・小ホール)

J.S.バッハ(田村真寛編)/トッカータとフーガ ニ短調BWV565
D.スカルラッティ/
ソナタK427(G.ピエルネ編)
ソナタK474(〃)
ソナタK519(M.ミュール編)
A.ベルノー/サクソフォン四重奏曲
J.S.バッハ(田村真寛編)/アリアと種々の変奏BWV988(ゴルトベルク変奏曲)

チケットがあんまり出ていない、なんて話を以前聞いていて、エーッ、まさかそんなことはないでしょ、と思っていたのだが、フタを開けてみたら案の定の超満員。
満員の東京文化(小ホール)の、舞台を十重二十重に取り囲むかのような場内の雰囲気が好きだ。
普通の、四角い対面式の会場ではこの雰囲気にはならない。

一分の隙もない、「クラシック」の格調高いプログラムであり演奏だった。
前世紀のベルノーですら、スカルラッティからそんなにかけ離れた世界には聞こえなかった。
といって、小さくまとまった観念的な音楽ではなく、どんな瞬間も自発性と伸びやかな発展性を失っていない。
クローバーの演奏と在り方は、昨年のリサイタルとCD「プレシャス」の発売あたりを機に、新しいステージに移ったことを実感&確信した。

前半は、前日の遠征&朝からの練習の疲れであちこち記憶が飛んでしまい悔しかったが、後半の「ゴルトベルク」は気合いを入れ直して聴いた。
演奏する喜び、バッハの音符のアラベスク模様を現実の音にしてゆく達成感、を感じるバッハだった、と思う。
全曲で45分くらいしかかからない、鮮やかな持っていき方のゆえかもしれない。
これに比べたら、先日の雲カルのマスランカ編曲のゴルトベルクは、いかにも「作曲家の発想」だったなあ。
勿論、どちらが良いとか悪いとかの問題ではない。
それにしても、今年の秋のSaxカルテット界の「ゴルトベルク」尽くしは楽しい。(BASQのCDというのもあったし。)
そういえばクローバーのデビューリサイタルの時も、メインプロのグラズノフをやはり雲カルが数日違いで(しかも同じ東京文化で)演ってたっけ。
あれから5年も経つのか。

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