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2012.09.20

ガッティのドビュッシー

もうひとつ、「新着音盤」カテゴリで書いてみる。
ドビュッシーのCDです。最近ドビュッシーの話ばかりで申し訳ない。
しかし、素晴らしいCDです。

Sony, SICC1540

ドビュッシー/海、牧神の午後への前奏曲、映像
ダニエレ・ガッティ指揮 フランス国立管弦楽団(Sony SICC1540)

私にとってドビュッシーのオーケストラ曲、殊に「海」の「刷り込み」は、何度も書いている気がするけれど、きらびやかで輝かしく躍動的なマルティノン=フランス国立放送管弦楽団のLP時代の録音で、デジタル時代に入ってからの録音はどうもピンとこなかったんだけど。
やっと「ああ、これだ!」と思えるCDに巡り逢った気分。

(デュトワは綺麗だけどどこか「本当か?」って感じがつきまとうし、評判の良いクリヴィヌは、私にとっては動きが無さすぎて物足りない。ブーレーズの新録は合格点だけれど、せめてもう少しフランス的な匂いのするオケでやっていただきたかったし、最近感心したメルクル=リヨン管も、これに比べると説明的な演奏、という印象が残る。)

たぶん、フランス国立管弦楽団、というオーケストラの音に親近感を感じるんだろうな。
言うまでもなく、マルティノンのフランス国立放送管弦楽団と、実質同じオーケストラだ。
勿論、40年近く経っているから人は殆ど入れ替わってるだろうし、音色はずいぶんインターナショナル化しているけれど、どこか同じDNAを感じるのだ。
ガッティという指揮者の、細かくまとめるよりも壮麗にオーケストラの音を解放するという行き方にも、共感を覚える。

ちなみに、このへんの行きがかりについておさらいしておくと、「フランス国立放送管弦楽団」は、1934年にフランス放送協会直属として発足したオーケストラで、初代首席指揮者はドビュッシーの友人だったデジレ=エミール・アンゲルブレシュト。
1975年に、運営母体のラジオ・フランスの組織変更に伴い、「フランス国立管弦楽団」と改称している。
ダニエレ・ガッティは現在の音楽監督。
ちなみに、現在ある「フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団」とは、1976年にラジオ・フランス傘下のいくつかの小オーケストラが合併して、初代音楽監督ジルベール・アミのもと誕生した、ラジオ・フランスの第2オーケストラです。現音楽監督チョン・ミョンフン。

つまり、昔の「フランス国立放送管」は、今の「フランス国立管」で、「フランス国立放送フィル」とは別のオーケストラだ、ということ。ややこしいですね。

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