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2012.07.06

【聴いた】「ザ・カルテット」スピリタス

Quartet Spiritus 20120703カルテット・スピリタス CD発売記念スペシャルコンサート「THE QUARTET」(津田ホール)

J.リュエフ/四重奏のためのコンセール
P.ランティエ/アンダンテとスケルツェット
G.ピエルネ/民謡風ロンドの主題による序奏と変奏
内田祥子/BlueBlue
R.クレリス/かくれんぼ
P.ヴェローヌ/半音階的ワルツ
F.シュミット/四重奏曲Op.102
 松原孝政(S.Sax)、波多江史朗(A.Sax)、松井宏幸(T.Sax)、東涼太(B.Sax)

7月3日の記録(記憶)。

カルテット・スピリタス。
実は来年で創設10周年を迎えるそうだが、単独のちゃんとしたリサイタルを聴くのは初めてだったりする。
見てのとおり、内田さん以外はすべて20世紀のフランスの(マルセル・ミュール由来の)オリジナル作品でまとめられた、最近あまりないプログラム。
「THE QUARTET」という、誇らしげなタイトル!

最初のうち(特にリュエフ)ちょっと感じた、丁寧過ぎじゃないか、もっと躍動してハジケても良いんじゃないか、という感想は、プログラムが進むにつれて別の感興に置き換わっていった。
これらの曲を、表面的な効果や演出ではなく、ゆるぎのない「古典」であり、尊敬され参照されるべき「レファレンス」として確立させることに、全ての意を注いだ演奏であり、そのことがおそろしいほどに一貫していた。
そのためにどれほどの途方もない手間隙と労力とスキルが必要か、私なんかには到底追体験することはできないけれど、想像することはできる。

アンコールにメンデルスゾーン「紡ぎ歌」(ミュール編)。

こういうものに接したときには、多くを語る必要はないです。
終演後、今般発売されたCDのサイン会の大行列に並んで、「お疲れ様でした!ブラヴォーでした」と声をかける。
成し遂げたことの価値はもはや、確固として明らかなのだから、それ以上余分な賞賛の言葉は必要ない。

会場の津田ホールは大盛況。
あっあの人が、あの人も、という、流派や学校閥、プロアマチュア学生の偏りもない開かれた人の集まり方がすごい。
また、サクソフォンのコンサートとしては珍しく「全席指定」だった。
開演ぎりぎりに駆け込んで、指定された席についてみると、周りがやはり、あっあの人が、あの人も状態で、なかなか楽しかった(笑)
私の目の前の席がジェローム・ラランで、ジェロームの後頭部をずっと見ながら演奏聴いてたりした訳で。

Cafua CACG0191

会場で購入したCD、「THE QUARTET」(Cafua)。
6月24日(ミュールの誕生日)に発売になっていたけれど、今日買うつもりで入手していなかった。
曲目と演奏そのものの傾向はまさに今日実演で聴いたばかりのものだが、ライナーノートの「カルテット・スピリタス」という署名のある「深い」曲目解説もたいへん興味深い。

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