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2012.04.10

【聴いた】はやぶさ四重奏団

HAYABUSA Quartet 20120409はやぶさ四重奏団 デビューリサイタル(ルーテル市ヶ谷センターホール)

D.ショスタコーヴィチ(野村秀樹編)/祝典序曲
R.プラネル/バーレスク
J.=P.リヴィエール/変奏曲
J.S.バッハ(栃尾克樹編)/イタリア協奏曲
S.プロコフィエフ(北風龍一編)/弦楽四重奏曲第2番「カバルダの主題による」
 滝上典彦(S.Sax)、竹内沙耶香(A.Sax)、岩渕みずき(T.Sax)、佐藤広理(B.Sax)

合宿の高揚から、一気に現実に引き戻された月曜日。
新しいサクソフォン四重奏団を聴く。
国立音大の先生の滝上さんと、その弟子筋の若手奏者によるメンバー。
幾多の困難にも負けずミッションを完遂して帰還した「はやぶさ」に因んだネーミングだとか。
チラシ、プログラム表紙には「すばる」の写真が。

1曲めのショスタコーヴィチが素晴らしくて、いきなりブラヴォーを叫びそうになった。
この曲そのものの鮮やかさと底ぬけの祝祭性を見事に音にした演奏であり編曲だった。
たった4人というのが信じられない。もっと大勢でやっているように聞こえる。
ヴィブラートを抑えずに輝かしく響き渡る和音は、その昔の東京サクソフォンアンサンブルの明るい音色を直截に思い出す。
アルトの方の音色感覚のせいか、アルモの音に近い印象もある。
現代的な軽い音色と、私のような人間に親和度の高い、伝統的な厚い響き(リヴィエールなどはキャトル・ロゾーでしか聴いたことのない曲だけに、なおのことそう思う)との融合。
「世代を超えた響き」、というのはそういうことだろうか。
ご本人たちの仰るそれとはちょっと違うかもしれないけど。

後半は少々重かったかな。
前日までの疲れが改めて出てきて、(聴いている私の方の)集中力を欠いてしまった。
演奏が悪かった訳ではないのだが、プロコフィエフという作曲家の音楽の一種独特の「クセモノ性」を、バッハが倍加するかのように聞こえた。
これがバッハでなくモーツァルトか何かだったら違ったかもしれないが。
(そういえば指揮者のアレクサンドル・ラザレフ氏はよく、モーツァルトとプロコフィエフという組み合わせのコンサートを提案する)

超満員のルーテル市ヶ谷。
1曲めが終わった後に、あたふたと中央通路にまで補助椅子を並べる。それでも(当日券の販売も止めず)どんどんお客さんが入ってくる。ううむ(苦笑)
まあ、これだけ大勢の人にデビューを見届けてもらったのだから、結果的には良かった、ということで。

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コンサート(2012年)」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
いつもこっそり拝読しておりました。

息子がサックス専攻で音大付属高校を目指し、滝上先生にセミナーでお世話になっている関係で、私も娘、息子を伴ってデビューリサイタルに伺いました。
(ちゃんとチケット前売り買いました!)

選曲が、やはり滝上先生の、優しく、まじめで、それでいて朗らかなお人柄がよく出ていたと感じました。

コンサートの仕切りは、スタッフが学生さんのようでイマイチでしたが(笑)。

帰り道、息子が娘(クラリネットをやっています)に、
「オレたちのアンサンブルは、姉ちゃんたちに負けてない」と言い出し、
はやぶさの音を聴いた後には
「目くそ鼻くそを笑う」(汚くて失礼!)としか思えませんでした(笑)。

息子もいっそう精進させ、いつか花開かせたいと思う春の宵でした。

コメント有難うございます。

まじめ、と云うか、えらくひたむきで清々しい選曲と演奏でしたね。
私ももうちょっと元気だったら、2部だって楽しめただろうとは思え、ちょっとくやしいです。

息子さん、何らかのインスピレーションを受け取ったのでしょうね。
脳細胞が分裂・増殖する音が聞こえるかのようなその若さ、うらやましい。
楽しみじゃあありませんか。

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