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2012.03.14

【聴いた】スクロヴァチェフスキ読響、チラシのこと

YNSO, 20120313読売日本交響楽団 第547回名曲シリーズ(サントリーホール)

ベートーヴェン/
序曲「レオノーレ」第3番
交響曲第4番
交響曲第5番「運命」
 指揮:スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
 (コンサートマスター:デヴィッド・ノーラン)

いまや現役最長老指揮者(88歳)となったミスターSだが、音楽も見た目も老いとは無縁だった。いやはや。
あまりのスピードにオケも付いて行ききれない箇所が頻出する、剛速テンポのベートーヴェン。
たまに大見得を切る箇所が逆にものすごく印象的。
スタイルとしてはドイツ的なものより、何かもっとインターナショナルな背景を持っていたように感じた。
早くに完売していた、満席に近い場内だったが、それにしては妙に集中の薄い一部のお客さんと、終演後の大喝采とのギャップがちょっと不思議だった。

ソロヴィオラのベテラン、生沼さんが本日限りで退団。終演後花束を受けていた。
よく見るセレモニーだけれど、こうやって千人単位の見知らぬお客さんに退職を祝ってもらえるオケマンというのは、幸福な職業だといつも思う。


以下は演奏とは関係ないが、演奏会のチラシのこと。
チラシの写真の上に書いてある文句に、小さな違和感があった。

このチラシの右上には、「響け、この想い。」というキャッチコピーが記してあるくらいで、全体にこのチラシのデザインは、私たちは復興を祈念しています、ということを言いたいのだろうが。
それって、演奏会の宣伝のためのチラシに書くって、どうなのかなあ。
言うまでもなく、音楽というものは被災者の支援や被災地の復興には、直接的には、全く役には立たない。
音楽家としての私たちが、復興とか支援とかを考えるのなら、私たちが音楽というそれこそ「何の役にも立たないこと」によって生きている・生かされているという、負い目のようなものを自覚するところからまず始まらなければ、何の意味もないと思うんだけど。

このあっけらかんとしたチラシを作った人には、そういう感覚ってあるのかな。
それとも私の考え方がひねくれてるのか?

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