20年前のこと
今日(16日)は、東京シティ・フィルの、飯守泰次郎さんの常任指揮者としての最後の定期演奏会(オペラシティ)のチケットを持っていたのだが、たいへん残念ながら行くことができなかった。
15年という、近年の東京のオケ界にあっては例外的な長い任期の最後の演奏会だったのだから、きっと盛り上がったことだろう。
さて、過日家の中を探ってみたら、飯守さんのシティフィル定期初登場のとき(1992年3月7日)のチラシが見つかった。
ちょうど20年前。たまたま私は聴きに行っていたらしい。
シティフィルのウェブサイトに行くと、第1回以来すべての定期演奏会の日付と曲目のリストが載っていて、新しいところはチラシ画像も一緒に掲示されており、私のような「チラシ好き」にはたまらない作りなのだが、この回は古すぎて画像は載っていない。
もし今日行けたら、いつものコンサートレポート記事と一緒に掲示しようと思っていたんだけど、そんなわけでこれだけ以下に貼りつけておきます。
やっぱり、最初からワーグナーだったんですね。
古澤巌さん(Vn)のグラズノフというのが、今となってはちょっと想像がつかない。
当時私が在籍していた吹奏楽団の打楽器トレーナーがシティフィルの方(当時)だったんだけど、話を聞いたらこの演奏会、楽員さんの間でも「凄く良かった」と評判だったそうだ。
しかし、20年か。
1940年生まれの飯守さんは当時、52歳。今の大野和士さんや上岡敏之さんの年齢ということだ。
…ちょっと、しみじみしてしまった。
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