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2012.03.24

【聴いた】都響インバル月間~ショスタコ4番

TMSO, 20120323東京都交響楽団 第730回定期演奏会(東京文化会館)

チャイコフスキー/ロココ風の主題による変奏曲(Vc:宮田大)
ショスタコーヴィチ/交響曲第4番
 指揮:エリアフ・インバル
 (コンサートマスター:矢部達哉)

2日連続の東京文化。
しかし何だな、レポートを3日分まとめて書くと大変だ(笑)
すっかり夜も遅くなってしまったので、簡単に。

ショスタコーヴィチの怪作「4番」は、その凄まじい集中力の持続に圧倒された。
なにしろこれだけ長い難曲なので、どこもかしこも全部完璧という訳には勿論いかないんだけど、それにしても。
特に最後の最後の謎めいた結尾は、今までに二度聴いたことのある実演はどちらも「どうにか終わらせた」、という感じだったのに、全く緊張の途切れない長大で強靱な一本のディミヌエンドをはじめて聴くことができた。
終演後の客席は大沸きに沸く。

前半の宮田さんはさすがに上手かった。
ロストロポーヴィチ・コンクールで優勝するはるか前の学生の頃から、今井信子さんや堀米ゆず子さんといった大家の方々と互角に室内楽を弾く姿を見てきているので、今更驚かないけど。
割とストレートに弾く人だが、単位時間当たりの演算速度がとにかくすごく速い、という印象。

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