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2012.02.04

【聴いた】俊英たちの木管五重奏

20120203JTが育てるアンサンブルシリーズVol.60「若い音楽家が奏でる様式の華」プロデューサー:山本正治(JTアートホール アフィニス)

M.ラヴェル(M.ジョーンズ編)/クープランの墓
C.コリア/フルート、バスーン、ピアノのための三重奏曲
L.シフリン/木管五重奏曲「ニューオリンズ」
モーツァルト/ピアノと管楽器のための五重奏曲K452
L.テュイレ/ピアノと管楽器のための六重奏曲Op.6
 Fl:竹山愛、Ob:金子亜未、Cl:西川智也、山本正治、Bn:長哲也、Hn:日橋辰朗、Pf:小澤佳永

木管五重奏が好きです。
様々に発音原理の異なる楽器を、様々な流儀で、しかし一糸乱れず鮮やかに操る様を見聞きするのは、他のどんな楽器の室内楽にもない爽快さだ。

今日(3日)は、JTアートホールのプロデューサーの一人である山本正治先生(クラリネット)の下に、管打や日本音コンはじめ各種コンクールの1位入賞者等(芸大勢+東京音大出身の日橋さん)が勢揃いした、若手の格別な名手たちによるアンサンブル。
なんでこんなに上手いの?なんでこんなに良い音が出るの?と驚いてしまうばかりの、溢れるように音楽的な演奏を繰り広げてくれて、嬉しい驚き。
知名度的に一番上なのは、CDデビュー済のフルート竹山さんだろうけれど、他の4人もまたとてつもない巧さなもので、むしろ竹山さんが埋もれちゃうくらい。
私としては、大きなコンクール歴はまだない、現役芸大生のファゴット長くんの柔軟で伸びやかな美音に、ことのほか感心した。

曲目も、チック・コリアやラロ・シフリン(「スパイ大作戦」の作曲家ですね)のオリジナル曲等、意欲的なもの。
モーツァルトには、山本正治先生自らステージに乗った。
正治先生もいつのまにか60を過ぎてるんだと分かって、時間の流れの速さにびっくり。(正治先生にサクソフォンカルテットのレッスンを受けたことがあるという話は、以前にもブログに書いたような気がする)
リアルに若い人たちの間に入っても違和感のない、意外なほど若々しいサウンドだった。

JT主催のコンサートはいつも、素敵な聴後感のなか終わるけれど、今日はまた格別の気分だった。
日本の音楽界の未来は明るい。
こういう資質と感性を持った若い人たちに、きちんと仕事と成長とが約束されるような音楽界であってほしいと願う。
そういう世界を作っていけるかどうかは、ある意味私たち聴き手の責任でもある。

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