文化村ギャラリーにて
11日の続き。
昼のコンサートが終わった後、渋谷へ向かう。
メインの目的の前に、ちょっとした用事があって、久しぶりにBunkamuraに立ち寄る。
Bunkamuraギャラリーの前を通りかかったら、偶然、吉岡耕二さんの個展をやっていたので、おおっ!と思い、入ってきた。
10年くらい前、東芝EMIから出たフランス音楽シリーズのCDの表紙が、この人の絵をあしらったもので、それ以来のファンです。
(EMIはLPレコードの昔からデザインセンスが良くて、私もずいぶん影響を受けたもんだ。アルフォンス・ミュシャだのジャン=ミシェル・フォロンだのという人も、レコードジャケットで最初に知ったのだった)
色彩がとにかく強烈。綺麗とか鮮やかというだけじゃなくて、実物の絵の前に立つと、吸い寄せられるような深い奥行きがある。
文化村で毎年個展をやっているらしいということは知っていたけれど、訪れたのは初めて。
いやー、これは何かの導きに違いない。
短い時間だったけれど、外の渋谷の人ゴミが嘘のようなひとときを過ごした。
吉岡耕二/コルチュラ島(クロアチア) 2011
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