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2012.02.11

【聴いた】都響作曲家の肖像~ラフマニノフ

TMSO, 20120211東京都交響楽団 作曲家の肖像シリーズVol.85(東京オペラシティ・コンサートホール)
「ラフマニノフ」

幻想曲「岩」
ピアノ協奏曲第2番(Pf:アンナ・マリコヴァ)
交響的舞曲
 指揮:イラン・ヴォルコフ
 (コンサートマスター:山本友重)

イスラエル出身の俊英イラン・ヴォルコフ(1965-)、4年ぶりの都響への再客演を聴く。

その4年前の初客演のプログラムというのが、ドビュッシーの「遊戯」とメシアンのトゥランガリラだったのだから、まあ並みの指揮者ではない。
ラフマニノフだからといって、灼けつくような音色で濃密に歌いあげる、というのではなく、客観的で精緻なスタイルで一貫していた。
ラフマニノフの音楽を、わかりやすく翻訳するのではなく、全プログラムを通して、天蓋のように覆われた曇り空の下での人間ドラマを描くかのように、割り切れないものを割り切れないまま丁寧に描き出そうとしていたように感じた。

ソリストのマリコヴァは、決して大きな手ではなさそうだし(冒頭の「鐘の音」は分けて弾いていた)、格別に大きな音でもないけれど、無理なくよく通る音で感心した。

オーケストラはいつもながらの集中ぶりが快い。
こうでなくちゃ。
良いプレイだと思ったのはFl柳原さん、Cl佐藤さん、そして有馬さん以下のホルンなど。
「交響的舞曲」のサックスは新井さんだった。なめらかでよく溶ける音が気持ちよかった(終演後は周りの奏者たちが皆で拍手で祝福していた)。
ティンパニは読響の岡田さん(ゲスト)だった模様。

「交響的舞曲」のフィナーレの凄絶な響きを浴びて、終演。
今日は終演後、ロビーで定期会員向けの懇親会があったのだが、次の予定があったため出席せず、真っ直ぐ外へ。
初台の駅へと向かうと、巨人像のある広場では、ストリートのおじさんがウクレレで「ポニョ」を弾いていた。
落差が楽しい(笑)

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コメント

マリコヴァの音のことをみなさん小さめと表現されますが、前方にいた私には結構大きな音だったと思いました。ただし、かなり、ピアノのふたを閉めてピアノからでる音量を低くしていた印象です。
しかし、久々に都響で山本コンマスをお見かけしたような気分でした。ステージに遅れて出てきたときにちゃんと拍手が沸いたときにはどきどきしてしまいました。

まいどコメント有難うございます。音の大小と「通りの良さ」というのは別物だということは最近実感するところです。そういえば先日のマティアス・ヘフス(Tp)の時も同じようなことを書いてました。
昨日(プロムナード)は行けなかったのですが、コンマス四方・トップサイド矢部という布陣だったそうですね。確かに一頃に比べたら山本さんの出番少ないかもしれません…

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