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2011.11.29

大阪にて、トゥジュールSaxQ、「カメオ」を聴く

20111123もう1週間近く経ってしまったが、23日のこと。
大阪日帰りでトゥジュール・サクソフォンクァルテットを聴いてきた。

昼12時ちょっと前に新大阪に降り立つ。
告知記事のほうにちょっと書いたとおり、41年ぶりの大阪。事実上初めてのようなもんだ。
開演まで2時間ちょっと。直行するには時間が余り、かといってどこかに行くには慌だしい時間だけど、とりあえずは大坂城でしょうということで、環状線の大阪城公園駅を目指す。
大阪環状線は、駅の作りなど、東京でいう山手線というより、郊外私鉄のような趣があって親しみを感じる。

20111123

さすがに本丸まで行っている時間はなく、外濠の外からかろうじて天守閣が見えるところまで。
それにしても広い。
公園内では何かフリマ系のイヴェントが開催されているようで、人出が多い。
このあたりでいきなり雨に見舞われる。

20111123

大阪城ホールの脇を抜け、橋を渡ったところで、偶然にも「いずみホール」の看板を発見!
関西の室内楽の殿堂として、東京でも名の通ったホールだ。大阪国際室内楽コンクールの会場でもある。
こんなにお城の近くにあったのか。
ちょうど何かのコンサートの開場前という感じだった。

20111123

会場のドルチェ楽器大阪店に到着。
大阪駅から程近く。
意外と目立たない狭いビルの中だった。
サロンは9階。キャパは東京のと同じくらいだけど、横幅があるせいか広く感じる。

開演。
前半にシリアス、後半にポップス的な曲を置いて(曲目は告知記事参照。「青葉城恋歌」は無かった。お楽しみコーナーで大河ドラマの「秀吉」が演奏されたのが嬉しかった。たしか「SAKURA」の小六禮次郎作曲。あれ好きなんだよね)、辻本さんのMCで繋いでいく。
リラックスした進行がいいなあ。東京のサクソフォンカルテット(カルテットに限らず)のコンサートでMC付きで進行しても、なかなかこの自然な雰囲気というのは出ないように思う。

ダマーズのサクソフォン四重奏曲も興味深かったが(全曲生で聴いたのはこの30年で三度めか四度め)、お目当てはやはりリード先生の「5つのカメオ」である。
この曲を持ってきた本人である辻本さんのナレーションの「温度」も、他の曲よりあきらかに熱い(笑)
…とても素敵な演奏だった。
この曲がますます好きになるような、そんな演奏が聴けて幸せだった。
私も今までに、違うメンバーで四度、全曲演奏をしてきて、そのたびになるべく違うことをしようと思って(だって、同じことを繰り返していたんじゃ、音楽の可能性というのは広がらないから)やってきたつもりだけど、所詮は「自分」というちっぽけな考えと感性の枠内だったんだな、と率直に感じ入った。

…考えてみたら、リード先生にこの曲を委嘱して初演をしてちょうど10年、自分の演奏でなくこの曲を全曲聴くのは初めてのような気がする。
もっと、聴いてみたい!と痛切に思った。

Five Cameos, manuscript

打ち上げ(梅田の呑み屋のひと隅)にお邪魔させていただく。
上の写真は、今回家から持参した、「5つのカメオ」のアルフレッド・リード先生の自筆譜(コピー)。
見てのとおり、とにかく几帳面な筆跡である(リード先生は出版社の編集者として音楽生活をスタートされた方だったから、楽譜の読みやすさにはこだわっていたのだ)。
打ち上げの席で、辻本さんや森下さんが食い入るように全ページをめくって見ていた。
赤い付箋は、臨時記号等の疑問があった箇所。リード先生に直接Emailで問い合わせたっけなあ。

…これを見ていると、初演前のドタバタの時期を思い出す。
もう詳らかには思い出せないけれど、あの追い詰められたようなテンションで過ごした日々の記憶は、匂いのようにうっすらと残っている。
つくづく無茶をしたもんだったなあ、というか、あの頃は若かったよなあ、と思う。

まあ、でも、今となってはあのとき無茶をしておいて本当に良かった。
こうして作品が残ったんだから。

…帰宅は夜11時半でした。
長い1日だった。

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