デファイエのドビュッシー
明日(もう今日だが)は、ファブリス・モレティ(サクソフォン)のリサイタル。
楽しみに聴きに行く予定なのだが、今回ドビュッシーのラプソディがプログラムに入っていることに関連して(他にも理由はあるんだけど)、先日からこのCDを何度か聴き返しているところ。
サクソフォン独奏ダニエル・デファイエ、マリウス・コンスタン指揮フランス国立放送フィル(Erato)。
録音年代は不詳ながら、このドビュッシーのラプソディの最高の演奏として知る人ぞ知る、ステレオ録音。
1989年に一度だけ、B18D-39154という型番でCD発売されたが、以後は入手不能状態が続いている。
いいですねえ。
久々に聴いていると、若い頃(20~30年前)に見聞きしたいろいろなことを思い出す。
(今は亡き圓田先生が、オケはマルティノンの方が素晴らしいけれどソロは断然こっちが良い、と力説されていたものだった。)
自分の原点というのは間違いなくここにある、と実感する。
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このCDもメインの(かな?)ランパルの“イベール”ではなくディファイエの“ラプソディ”が聴きたく買った一枚でした。たしかに(特に探したことはないけど)これを越える演奏はないでしょうね。3曲とも素晴らしい!
投稿: 苫児 | 2011.12.25 16:20