萩原麻未さんを聴いた
ハイドン/ピアノソナタHob.XVI-33
ベリオ/5つの変奏曲
ラフマニノフ/コレルリの主題による変奏曲Op.42
シューマン/アラベスク
同 /謝肉祭
今日はちょっとした縁があって、話題の若いピアニストの東京デビューリサイタルを聴く。
滅多なことでは1位を出さないことで有名な、難関のジュネーブ国際コンクールで見事優勝された方だ。
一昨日(日記の日付では昨日)の、モレティのリサイタルと全く同じ賛辞を贈りたい方だった。
技術も、感受性も、(音楽的な)コミュニケーション力も、すべてが卓越している。
その上で、この人でなければ、という替えがたい個性と魅力とを既に備え、それが作品そのものの魅力とひとつになっている。
まだあんなにかわいらしいお嬢さんなのに。
…ある楽器の演奏者の層の厚さというのは、時としてこういうところに現れるんだな。
おそれいりました。
« 「音楽」のために…ファブリス・モレティ | トップページ | 祝祭のマリンバ…偉大なる母性 »
「コンサート(2011年)」カテゴリの記事
- 第九(2011.12.26)
- ショスタコ祭りその2…インバル都響B定期(2011.12.21)
- 鶴見にて、サロンコンサート(2011.12.18)
- ショスタコ祭りその1…インバル都響A定期(2011.12.12)
- 20世紀フランスの「粋」…ヴァレーズ、紀尾井(2011.12.10)
コメント