音楽の生命力
実は金曜日くらいから酷い疲れ方だし、なんだか少々風邪気味だし頭は痛いし、イヤだなあと思っていたら、日曜は朝起きてみたらどうやら本格的に熱っぽい。
とはいえ、今日は意地でも休めないし、朝9時半からカルテットチームのリハーサルが入っていたし、ここで体温を測ったりしたら出てきた数字を見ただけで著しくポテンシャルが下がりそうだったので、忍法「知らないふり」を発動して、予定どおり出かける。
とはいえ、やはり体調の悪さは気力だけでは如何ともし難く、メンバーの方々にはいろいろ迷惑をかけてしまった。
ごめんなさい。
夜は、本番の会場のホールに入る。
それでも、本番と同じ舞台に立って楽器を吹いていると、その時だけはなんとなく元気になるから、不思議。
立ち演でアドリブソロ吹きまくったり。
さっきまでロビーの長椅子に寝転んでたのは誰だっけ、と自分でも不思議(苦笑)
音楽というのはある種の生命力の源であるというのは本当で、老巨匠の演奏会とかでも、よぼよぼのお爺ちゃんが舞台に現れてやっとのことで中央まで歩き着いて、のそのそと楽器を構えて弾き始めるやいなや、背筋がぴんと張ってハツラツと躍動する音楽が流れだす、という現場を私も何度も見ている。
乗り慣れた美しい舞台でのリハーサルが進むにつれ、だんだん元気になってきた。
「スペイン」演奏チームと、現場監督(笑)の図。
ああ、だいぶ楽になったなあ、と思いつつ遅くに家に帰って、改めて体温を測ってみたら、37.6℃。
ということは、昼間は間違いなく38℃以上あったということだ。
ちなみに私、平熱は35℃台。
いろいろ後回しにして、早々に就寝。
今日は平熱に戻り、体調は低空飛行ながら仕事も休まなかったし、雲カルの演奏会にも行けた。
とりあえずよかった。
という訳で、雲カルのレポートは明日をお楽しみに。
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