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2011.10.09

ジョブズ氏の訃報に接して

先日の、アップルのスティーヴ・ジョブズ死去の報には私も感じるところがあって、何をしたかというと、自分のiPodにベートーヴェンの交響曲を全部入れるという作業を始めて、先程終わったところ。

それがどうしてジョブズ追悼の意味になるのか、説明しづらいんだけど、要するに、ベートーヴェンの交響曲を全部(どころか、ヘタをすると自分が持っているCDを全部)ポケットに入れて持ち歩いていつでも聴けるというような、それまでの誰もが思いつかなかったことを発想して実現可能な製品をつくり出すというようなことこそが、かの人の天才と革新性そのものであった、という事実への、私なりのオマージュを象徴する儀式のようなものでしょうかね。
たぶん、iPodで実際にベートーヴェンの交響曲を街中で聴くようなことは、そんなにはないと思うんだけど。

ジョブズのような人物の創造したものは、時代が下ると「当り前なもの」になってしまう。
いま皆が普通にやっている、PCの画面上でウィンドウを開いてマウスでアーティクルを操作する、という動作だって、忘れている人も多いかもしれないがMacが最初に始めたことだし、そもそも「パーソナル・コンピュータ」という概念だって、元はといえばジョブズが発明したようなものだ。
そのようなものを発明する人物の高潔さというのは、つまらないものを発明しておいて「これは自分の創作だ」、と大声を挙げて著作権料をふんだくることしか頭にない多くの似非創造者とは対極にあるものだと思う。

ちなみに入れたベートーヴェン演奏の詳細。興味のない人はスルーしてね。
1番・4番 クリュイタンス=ベルリンフィル(EMIの全集より)。
2番 フルネ=都響のライブ(Fontec)。
3番 若杉弘=シュターツカペレ・ドレスデン(Sony)。
5番 小澤=ボストン響(Telarc)。
6番 クーベリック=パリ管(DGの全集より)。パリ管の「田園」最高。
7番 インバル=都響のライブ(Exton)。
8番 小泉和裕=仙台フィル(仙台フィルチャリティCD所収。これはびっくりするほどいいCDです)。
9番 熟考の末、月並みだけどバーンスタイン=ウィーンフィル(DGの全集より)。

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CDを聴く」カテゴリの記事

コメント

ラインナップすてきですね!私もきいてみます。

コメント有難うございます(^^)

自分が持っているCDの中から、なるべくアーティストのダブリがなく、かつ繰り返し聴きたいと思えるようなもの、という基準で選んだら、こうなりました。
中には今では手に入りにくいものもありますが、とりあえずはクリュイタンスのベルリンフィルは是非お聴きいただきたいなあ、と思います。今のベルリンフィルと全然違う明るく開放的でしなやかな音が楽しめますよ。

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