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2011.08.29

フェスティバルコンサート

昨日は体調崩して1日寝ていた。
複数入っていた練習予定も、行きたかった演奏会も父の見舞いも全部キャンセル。
今日もまだふらふらしてる。
コンクールのファイナリスト達の「気」にあてられたのか…? つうか、この夏ぶんの疲れが来たんだなきっと。

20110827さて、27日の管打本選に先立って、13時から開催されたコンサートのこと。

日本管打楽器コンクール歴代入賞者による~サクソフォン フェスティバルコンサート(洗足学園音大・前田ホール)

ラヴェル/マ・メール・ロワより
 眠れる森の美女のパヴァーヌ~パゴダの女王レドロネット~美女と野獣の対話~妖精の園
 SSax:林田祐和・松原孝政、ASax:田村真寛・山田忠臣、TSax:新井靖志・松井宏幸、BSax:田中拓也・加藤里志

同 /クープランの墓より
 プレリュード~リゴードン~メヌエット~トッカータ
 SSax:大城正司、ASax:田中拓也・大森義基、TSax:新井靖志・松井宏幸、BSax:加藤里志、Pf:西川幾子

ヒンデミット/コンチェルトシュトゥック
 田村真寛、田中拓也

イベール/室内小協奏曲
 ASax独奏:須川展也
 SnSax:塩安真衣子、SSax:松原孝政・林田祐和、ASax:山田忠臣・遠藤朱実・松雪明、TSax:新井靖志・松井宏幸、BSax:田中拓也・加藤里志、BsSax:田村真寛
 指揮:池上政人

ミヨー/スカラムーシュより「ブラジレイラ」
カバレフスキー/道化師
 SnSax:塩安真衣子、SSax:須川展也・大城正司・松原孝政、ASax:山田忠臣・遠藤朱実・池上政人・大森義基・大和田雅洋、TSax:新井靖志・松雪明・松井宏幸・二宮和弘、BSax:林田祐和・田中拓也・加藤里志、BsSax:田村真寛

出演者と曲目だけはその日のうちにタイプしておいて良かった(笑)
すごいメンバーでしょ。
本選の「前座」、と言うにはあまりにも凄すぎる顔ぶれ、しかも入場無料。
前田ホールの客席が東京とその近郊のサックス吹きで超満員になってもおかしくないくらいな豪華さなのに、実際はそうでもなかった。
入場無料のイヴェントの宣伝告知の難しさを実感する。

演奏はとんでもなく素晴らしかった。
最初の「マ・メール・ロワ」がまずもう尋常じゃない見事さで、自分の耳を疑った。
原曲のオーケストラの音に寸分も負けていなかった。
オーケストラの音の「真似」が素晴らしかったというレベルじゃなくて(実際素晴らしいんだけど)、その響きからもたらされる音楽的な印象と感動が、原曲のオーケストラのそれと何ら変わりなかったのだ。
サクソフォンアンサンブルとフランス音楽の録音と実演を30年聴き続けてきた私の耳に賭けて断言するけれど、こんなに見事な「マ・メール・ロワ」は(オケ版であれピアノ版であれ他の編曲版であれ)、滅多に聴けるものじゃない。
いや~、来て良かった、と思った。
おそらく、演奏されていた方々それぞれは、オケの音を真似しようとかそれっぽく吹いてやろうとか、ことさらそんなふうには意図していなかったはずだ。
ただ、オーケストラの音に象徴されるような、西洋音楽の響きの調和や正確さや色彩のイメージを、全員が理解し共有し、表現することができるメンバーだった、ということだ。
感動すると同時に、サクソフォンアンサンブルというものに携わる一介のシロートとしての自分を顧みて、茫然としたりもしたけれど。…

以下同文という感じなので、これ以上長々と書き連ねる野暮はやめましょう。
それにしても須川さんの余裕綽々っぷりは見事だったなーと、それだけは書いておきます。

イベールのコンチェルティーノ・ダ・カメラというスタンダード中のスタンダードにして難曲を、指揮者もバックのアンサンブルも全員がおそらくソロを暗譜で吹けるくらい熟知している、お客さんもほとんど全員が熟知しているというこの状況下で演奏して、あのような雰囲気を作り出せるソリストというのは、今なおやはり須川さんをおいて他には考えられない。
3楽章というか2楽章の後半というか、原曲でフルートが吹く難度の高いパッセージを吹ききったソプラニーノ奏者を(演奏している真っ最中に!)労うかのような須川さんの姿は、象徴的だった。

このような音楽家を第1回にしてデビューさせ、その後もかように優れた奏者を輩出し続ける「管打楽器コンクール」というものの存在の大きさを、実感することだった。

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コメント

こんにちは、弘前の今です。

先日は久しぶりにお会いできてとても嬉しかったです。常日頃、都会のサックス事情を知る貴重な情報源としてこちらのブログを有難く拝読しております。その書き手の方にお会いできるのは本当に光栄なことだと思っております。

このたびは、コンクールを受け、素晴らしい演奏に触れ、大変多くのことを学ばせていただいた一週間でした。

次々回のサックスフェスティバルに向け、北の四重奏も少しずつ気持ちを高めております。
また何かの機会にお会いできますことを楽しみにしております。

どうぞこれからも益々のご活躍を!

コメント有難うございます。

日頃遠く離れた友人知己にこうしてお会いできるのは嬉しいものですね。短い時間でしたがご一緒できて、とても清々しい気分でおります。
地方で演奏活動を続けることはいろいろ苦労もあるかと存じますが、応援していますよ!

お父様にも宜しくお伝えくださいませ。

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