ぴあ、最終巻
ぴあ最終号、本日(21日)発売。
これは買っておくしかないでしょう。
考えてみたら、雑誌版の「ぴあ」なんてもう久しく買ったことがない。
かつては本屋やコンビニの一番目立つところに当り前に見えていたこの及川さんの表紙も、最近は見つけづらくなっていた。
一番この手の情報誌と縁の深そうな私のような人間にしてそうなんだから、廃刊になってしまうのも時代の流れ、致し方ないのだろう。
それでも最終号は、私自身が一番この雑誌にお世話になった80~90年代の感触と空気を一冊に凝縮したかのような作りで、いくら眺めていても飽きない。
ああ、こんな時間を、かつてオレは確かに過ごしたなあ、と。
この時代の東京で、映画や音楽が好きでちょっとでも色々なものを観歩いた経験のある人なら、これは一生の記念になりますよ。
自分の(本来)興味のないジャンルの情報も色々載っていて、ぱらぱらとめくっているうちにそういうのも自然と読むことになる、というのが雑誌情報の良いところだったなあと今にして思う。
インターネットで自分にとって必要な情報だけを探し出して見る、というやり方じゃ、ホントは足りないんだよ、やっぱり。
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