「ThunderのCD棚」(ブクログ)
「ブクログ」という、ウェブ上に自分の本棚を作ってくれるという無料サービスがあるのを最近知って、私もちょっくら作ってみました。
こちらがメインページ。
私としてはCD棚として考えているけれど、機能的にはアマゾンと連携していて、基本的に本でもなんでもアマゾンで扱うものは何でも載せられるらしい。
とりあえず最近の当ブログの「新着音盤」カテゴリで紹介したものとか、幾つか拾ってみた。
他にも色々な機能があるようだけれど、詳しい使い方はまだよく分からない。ちょっとずつ充実させていこうと思う。
ブログパーツをサイドバーに貼ってみたので、そちらからもどうぞ。
私のCD棚だったら、とりあえずこれがないと話にならんでしょう、ということで、ジャン・マルティノン指揮フランス国立放送管弦楽団によるドビュッシー全集を持ってきてみた。
私が持っている(上のイメージ)のは、1997年に4枚組のボックスで発売されたもの。
現行では2枚組×2セットのバラで売っている。
現行CDは、当ブログを開設して間もない頃(2005年3月)に再発売されていて、そのおりに私はこんな紹介文を書いているので、一部分を再掲します。
全文はこちら。
…
1973~74年、アナログの全盛期に録音された、ドビュッシー演奏史上に輝く名盤中の名盤。
CD時代になってからも、デュトワ=モントリオール、ブーレーズ=クリーヴランドの新録、クリヴィヌ=リヨンといったドビュッシーの名演はいくつか現れたけれど、このマルティノン盤はある意味「別格」。
音楽そのものが炸裂しているようなこの演奏に比べると、先に挙げた演奏は、勿論素晴らしいんだけど、どうも分析的というか、批評的というか、どこか醒めた耳で聴いてしまうところがある。
また、現在はもう聴くことのできなくなってしまった20世紀前半までの伝統的なフランス音楽演奏のスタイルと音色を、惜しげもなく鮮明なサウンドで聴かせてくれる最後の時代の録音という意味でも、当盤の価値は不滅だろうと思う。自分が10代の頃から親しんだ演奏だからというのは勿論あるにしても。
« 告知【6月11日】 | トップページ | 飯守泰次郎氏、チャイコフスキーを語り、弾く »
「ウェブログ・ココログ関連」カテゴリの記事
- このブログについて(2020.02.01)
- 220000(2014.08.08)
- 走る猫(2012.04.03)
- BlogRoll移行(2011.08.18)
- 「ThunderのCD棚」(ブクログ)(2011.06.02)
「CDを聴く」カテゴリの記事
- ラモー(2020.09.25)
- ラヴェルの誕生日に(2020.03.07)
- クリスマスにはフォーレのレクイエム(2018.12.24)
- 10月の終わりに(2017.10.31)
- ネヴィル・マリナーを聴く(2016.04.21)
コメント