夜はNHKホールへ
NHK交響楽団 第1703回定期演奏会[Aプログラム](NHKホール)
R.シュトラウス/変容
ブラームス/交響曲第4番
指揮:ウラディーミル・アシュケナージ
(コンサートマスター:堀正文)
土曜日(28日)の2本めはこれでした。
大久保から渋谷へ移動。
いつもどおりと言っちゃいつもどおりのN響なんだけど、でもブラームス良かったなあ。
何か派手なことをしてやろうという邪念は皆無。率直に、無心に、曲の大きさと深さを味わわせてくれる。
フルートのトップが高木綾子さんで、4楽章の「濃艶」なソロが聞き物だった。全体に管の方々の積極性がよく感じられたように思った。
前プロの「変容」の方がもしかしたらもっと凄い演奏だったのかもしれないのだが、いかんせんこの巨大なホールの3階席で聴く曲じゃないですね。どうしても音が散っちゃって集中できない。
弦楽器23人のための作品ということで、舞台がスカスカなので衝立型の臨時反響板を置いていたけれど、私のいる場所までは効果が届かなかった模様。
地震が来てアレが倒れたら怖いな、などと、余計なことが気になってしまった。
フルート首席の中野さんが12日付で定年退職されていた。
津堅さんの後任は結局、京響から移籍の菊本さんのようだし、都響から移ったクラの伊藤さん、晴れて正団員(首席)に昇格。
びっくりしたのはソロヴィオラの店村さん退団のお知らせ(5月31日付)。
まだまだN響の世代交代は続きますね。
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