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2011.03.12

祈る

結局レッスン合宿には行かず(行けず)、終日家で過ごす。
時々ネットニュースやTVを観ても、被災地のあまりの惨状に気が滅入ってくるばかりで、自分が無事であることにも負い目を持ってしまうほど。
実際、夕方からなんだか気分が悪くなってきて、晩ごはんも食べずに先程まで寝ていたところ。

こういうときに自分にいったい何ができるのか、よく分からない。
(募金くらいはしたいと思っているけれど、お金を出すなんてのはある意味「最も簡単なこと」で、いま迷っているのはそんなレベルのことじゃない。)

とりあえずは「祈る」、ことしかない。
私は特定の宗教を信じている訳ではないけれど、「祈りの力」というものは信じている。
無心に音楽を聴くことも、私にとってはそれは祈ることに近い。

これからしばらくの間、音楽関係のイヴェントは中止や自粛が多くなりそうだ。
残念である。
「この非常時に」音楽どころではない、という考えもあるだろうけれど、要するに音楽は「楽しみごとのひとつ」、としか捉えられていないということだろう。
きっと世間ではそういう考えの方が多勢なんでしょうね。

私は音楽というものを、祈りの力と同じくらいに信じていますよ。

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コメント

Thunderさんの記事を読んでいて思い出したことがありました。

NHK交響楽団の前身の新交響楽団は1945年6月のシーズンまで休みなく演奏したという事実です。特に驚くべきは3月14日に日比谷公会堂で演奏会を開いています(3月10日の夜に東京大空襲が起きたにもかかわらずです)。指揮は山田和男で曲目はチャイコフスキーの4番に、火の鳥。山田和男の回想の一部を抜粋します。

「今日のように平和な時代に、『音楽がなければ、われわれは生きてゆけない』などと言ったら、大げさに聞こえるだろう。だが、あの時は、客席を埋めつくす大勢の聴衆を見て、わたしは、まさにそのことを実感した。大空襲からわずか4日後、あたり一面焦土と化し、食べ物も何もない極限の状態においてすら、心から音楽を愛し求める人々が、万難を排し、熱気をもって会場に来てくれたのである。事務局の人々も楽員たちも、命がけで『定期続行』の使命を果たした……」

このことのすごさについて、そして、音楽の力について、改めて考えさせられます。

要は、いま、自分がこの世の中で為すべきことを、粛々と行うこと、これに尽きるのですよ。
私は自分を音楽家の端くれと思っているので(アマチュアといえども音楽家は音楽家ですから)、じゃあ音楽は何ができるか、ということを考えています。

自分が何をすべきか分からない人が、他人のすることに文句をつけるのです。そういう人、多いですね。

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