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2011.03.27

卒業。(K高定演2011)

晴れ上がった、しかし肌寒い日曜日、今日はK高ウィンドアンサンブル部のスプリングコンサート本番。

20110327

正直なところ演奏会ができるのか、やったとしてどのような演奏会にするのか、そもそも本当にやっていいのか、というところでギリギリまで難しい判断を迫られていたようだったけれど、結果的にはきわめて「普通」にこの学校らしい、若さの弾けた、なおかつリアリティのある自主性と自発性が横溢する演奏会だったし、やって本当に良かったと思う。
なにかが「普通に」できることの素晴らしさと有難さを、ここに関わった若い人たちが実感してくれたとしたら、嬉しい。

コンクールで演奏した「レッド・マシーン」をはじめ、「朝鮮民謡による変奏曲」(私が最初にK高に係わった、4年前のコンクールの自由曲だ。懐かしい)や、生徒指揮の曲目についても、地震のあとロクに合奏ができなかったにもかかわらず、音楽的にベーシックな部分の底上げが着々と為されているように思えることは、頼もしい。
今年度は私は昨年以前にもまして「名ばかりトレーナー」だっただけに、新鮮な気分で聴いた。

会場は蒲田の大田区民センターだった。
実は私自身が高校生だった頃から自分のホームグラウンドであった、懐かしい会場。
蒲田駅の東急側の西出口という目立たない出口を出ると、何も考えなくても足は勝手に会場へと向かってゆく。
ここでK高の演奏会が聴けたことは、何か不思議な巡り合わせを感じる。

20110327

会場ロビーから見える、JR蒲田車庫の風景。
ここに来るとついこのアングルで写真を撮ってしまう。
4年前の自分の本番のときも撮ってる(並んでる車両がE233系に置き換わった)。

20110327

終演後、ロビーにて記念撮影など。
3年生の生徒たちは、今日これで本当に卒業となる。
毎年書いているような気がするけれど、K高を卒業した、という経歴というか事実は、一生涯消すことのできない絶対的な自身の印である。
そんな印を携えて次の人生のステージへ飛び立つ卒業生の皆さんには、プルーストが言ったという、
「人生の折々において、我々は常に自分自身の子孫である」
という言葉を贈りましょう。
私の中には、34年前、15歳ではじめてこの大田区民センターで演奏した時の自分自身が、まだ生きているのです。
今日の時間が、皆さんにとってもそのようなものでありますように。
輝かしい記憶と、誇りがこの先の人生に付いていきますように。
卒業おめでとう。

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コメント

御来場ありがとうございました。
中止にしないでホントによかったと思います。生徒にとっても私にとっても、部活とか音楽って「普通に」当然の存在で、今迄あまり意識する必要もないくらい、大切なものだったのですね。
うちのバンドは、まだまだ課題がありますけど、人間として普通に音楽が出来るようになった、というのが大きな進歩だと思っています。

お疲れさまでした。
もう1週間経ってしまいましたね。

過去4回聴かせていただいたK高のコンサートの中でも、今回は群を抜いて真っ当で自然な演奏だったと思います。会場のせいもあるかもしれません(笑)
私は今年はあまり関われなかったけれど、昔撒いた種が実ってきたな、という実感がありました。

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