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2011.02.06

スターバト・マーテル

午前中は急遽、昨日の続きでパート練習が企画されたのだが、体調不良につき休ませていただき、昼まで倒れていた。
それでも午後からのコンサートには(無理やり)行く。

TMSO, 20110206東京都交響楽団 東京芸術劇場シリーズVol.81
作曲家の肖像「ロッシーニ」

歌劇「ウィリアム・テル」序曲
クラリネットと管弦楽のための序奏、主題と変奏
 Cl:三界秀実
スターバト・マーテル
 Sp:半田美和子、Ms:小川明子、Ten:望月哲也、Bs:久保和範
 晋友会合唱団
 指揮:シュテファン・ゾルテス
 (コンサートマスター:四方恭子)

渋いプログラムだ。「ウィリアム・テル」以外は聴いたことがない。
でも、オーケストラのシリーズのセット券を買っていると、1シーズンにいくつかは必ず、こういう知らない作品が含まれたプログラムを聴くことになって、そのことが音楽の見聞を広める上でとても役に立っている。

たいへん後味の良いコンサートだった。
体調が万全でない時に聴くコンサートは、こういうのがいい。
「ウィリアム・テル」の鮮やかさも、都響首席奏者三界さんのソロも素晴らしかったが(あれだけパラパラパラパラと細かな音符を吹きまくっておいて、「音域的にも技巧的にも無理がない」というのは何よ)、やはり「スターバト・マーテル(悲しみの聖母)」が最高だった。
宗教音楽は、初めて聴く曲でも、テキストは決まりきっているので、誰か別の作曲家の同名曲を知っていれば、ああこの人はこのテキストにこう音楽をつけるのね、という聴き比べが自然に出来てしまうところが楽しい。

指揮のシュテファン・ゾルテス。今月の二期会オペラの「サロメ」のために来日したハンガリー出身のベテラン。なかなか良い指揮者だ。
ヨーロッパの叩き上げらしく、精力的で大きな振りだけれど(「ウィリアム・テル」の最後は飛び上がらんばかりの勢い)、上滑りにならないところがいい。
ソリストも合唱団前の立ち位置(客席から遠い)ながら充分な声量で、ほぼ文句なし。
しかし今日最も感銘を受けたのは、なんといっても合唱(晋友会合唱団)だった。
関屋晋氏亡き後の晋友会は何度か聴いているけれど、個人的には今日は最も感動的で核心を衝いた歌唱に聞こえた。
コーラスマスターは清水敬一氏。素晴らしい仕事ぶりに喝采。

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コメント

Thunder様。
都響&晋友会、素晴らしかったですね!
合唱歴が長いyunnan的には、ロッシーニのスタバトを聴いたことないな~。聴いてみたいな~と思って前から楽しみにしていました。Thunder様と感動が共有できて嬉しいです。

晋友会の演奏が素晴らしかった理由を考えたのですが、

1)音程が素晴らしく整っていて、済んだ響きだった。
音程が整うって変な日本語ですけど。単にあっているだけではなくて、一人一人が正しい音程を分かっていて、パート間の音の関係も分かっていてその和音が出せるようにしていた・・・というようなニュアンスです。凄く音程感、良かったと思います。アカペラの所は鳥肌でした。
2)音色・フレーズ感が団員内で共有できていて、それをしっかり実現していた。
少しは声楽教育を受けた方も居そうですが、アマチュアでここまで意識共有ができていて、それを声になって出ているのは凄い、清水先生素敵です。
3)幅広い表現力があった。
これが一番かも。yunnanは、表現力という点では伝統的に、栗友会が頭抜けると思ってたのですが、今回は迫ってました!声の表現力は上手く説明できないのですが、起伏に富んだ表現をダイナミックにされていたとおもいます。

栗友会、晋友会、東響コーラスなど、オーケストラと共演するアマチュア合唱団のレベルが高いなんて、なんて東京って贅沢なんだろう、と歓びを感じた演奏会でした。

コメント有難うございます。

私は都響の他にNJPの会員でもあるので、晋友会、栗友会ともども聴く機会が多いです。仰るとおり栗友会さんは場面場面ごとの表現や音色の多彩さがすばらしいと思います。
最近の晋友会さんは、おそらく清水さんのセオリーやメソードがすぐれている所以だと拝察しますが、常に一定のレベルをクリアしていて、逆に言うと割といつも同じ雰囲気になりがちでもある。ただ今回は、曲自体のありようが団の個性や方向性と実によく一致していたことも感銘を受けた一因かなとは思いました。

私は基本的に器楽の人間で、合唱は門外漢なのですが、技量的にもメンタル的にもピンキリの人間が一致団結してひとつの演奏をつくるという点で、アマチュアの合唱も合奏も似たようなものだと思っております。

ロッシーニのスターバト・マーテル、本文中にも書いたとおり初めて聴いた曲でしたが、もっとよく知りたくなって、CDを買ってしまいました。誰の演奏かというと…これは後日ブログ記事を書きましょう。

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