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2011.02.12

雪の降る日、リード→マーラー3番

11日。
久しぶりに東京にまともな雪が降った三連休最初の休日、昼間は音の輪の練習へ。
伊藤先生とコバケイさんの指揮で、アルメニアンダンス他、リード先生の曲の微に入り細に渉るリハーサル。
今年の「音の輪」は恐ろしいことになっていて、アルメニアンダンスは明後日私は別の楽団で本番に乗るんだけど、今日で二度めのリハーサル(一度めは初見)の「音の輪」の演奏のほうが、そちらより余っ程仕上がっている(@_@)。
コバケイさんの楽譜の読み込みが半端じゃないのは確かだけど、明後日の指揮者の勝川さんだって充分まともなことをやっていると思うし、メンバー個人個人の技量にそんなに決定的な差があるとも思えないんだが、どうしてこうなっちゃうんだろうか、と、考え込んでしまう。

NHKSO, 2011026時でリハーサル終了後は、脱兎の如く会場を飛び出して、渋谷へ。

NHK交響楽団 第1695回定期演奏会[Cプログラム](NHKホール)

マーラー/交響曲第3番
 Alt:藤村実穂子
 新国立劇場合唱団、東京少年少女合唱隊
 指揮:チョン・ミョンフン
 (コンサートマスター:篠崎史紀)

マーラー・イヤーの昨年から今年にかけて続いた、大好きなマーラー3番のライブの中でも、とびきり楽しみにしていた演奏会。
6時ちょうどに練習会場を出て、うっすらと積もった雪に足を取られないよう気をつけながら宮前平駅まで早足で歩き、田園都市線の電車に乗り、渋谷で降りて人込みの中公園通りの坂を上り、NHKホールに着席したのが開演5分前の6時55分。間に合ったあ!
舞台上は、コントラバス12台(!)、合唱を含む特大編成で、さしものNHKホールの広大なステージもぎっしり。

演奏開始。
歌のようなニュアンスの冒頭のホルン斉奏にはっとする。(ホルンのトップが松崎さんだ!)
チョンさんの指揮は、意外なことに、ドラマ性とか、各場面や各楽器を立体的に描き出すことには、あまり関心がないように見える。
以前に感じた瞬発力の鋭さ(10年以上前だけど、N響のBシリーズ定期がサントリーホールに移って最初に聴いたチャイコフスキーの4番は凄かった)も、少し後ろに引っ込んだような気がする。(もっともこれは、私の席が舞台から遠かったせいかもしれない)
まるで何か宗教的な儀式のように、ゆっくりと、緊張感をぐいぐい引っ張りながら、粛々と進んでゆく。
いつにも増して長い時間に感じる演奏だった。
フィナーレがまた極限のように遅いテンポで始まる。
これはいくらなんでもちょっとやり過ぎのような気もしたけれど(やり過ぎと言えば、最後のティンパニを4人!で叩かせたというのも)、ここまで緊張感を保ったまま持って行けるというのは、凄いことだ。
最後の和音の伸ばしの後は、一呼吸置いて、爆発的な喝采とブラヴォー。

1楽章、トロンボーンの大ソロは新田さん。世界レベルの素晴らしさ。今まで聴いたこの曲の内外のオケのトロンボーンソロの中で、疑いなく最高の演奏だと思った。
他スターティングメンバーは、Fl神田さん、Ob青山さん、Cl伊藤さん、Bnエキストラの女性、Tp関山さん。
アルト独唱の藤村さんは意外とストレートな声質だったが、3階席まできちんとニュアンスの届く貫祿の歌唱。3楽章の終わり近く、曲が唐突にf(フォルテ)になる部分(曲中)でステージに現れたけれど、オーラの出方はとても日本人歌手のそれではなかった。
私にとって最大のサプライズは、3楽章のあまりにも見事な舞台裏のポストホルンソロが福田さん(札幌響首席)だったこと。
終演後、コルネットらしき楽器を持ってステージ上に呼び返されていた。
福田さんといえば都響首席時代、若杉、インバル、ベルティーニの下でそれぞれ、この曲のこのソロを何度も聴かせてもらったものだった。再び聴ける日が来るとは思ってもいなかったな。

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